米レッドハットは1月16日(現地時間)、オープンソースのCNCF(Cloud Native Computing Foundation)プロジェクトであるBackstageに基づいた、エンタープライズグレードの内部開発者向けプラットフォーム (IDP)「Red Hat Developer Hub」の一般提供を発表した。

○「Red Hat Developer Hub」の主要機能

「Red Hat Developer Hub」は、セルフサービスポータル、標準化されたソフトウェアテンプレート、動的プラグイン管理、組織内でのロールベースアクセス制御(RBAC)、およびプレミアムサポートを備えている。

セルフサービスポータルは、さまざまなコンソールへのアクセス、統合されたソフトウェアカタログ、同じレポジトリ内の最新版ドキュメントを含む、開発者に必要な情報を統合する。

標準化されたソフトウェアテンプレートにより、クリック1つで、プラットフォームエンジニアリングチームからのベストプラクティスや事前設計されたコンポーネントなど、開発者は必要なものを手に入れることができる。

○Backstageと同じプラグインアーキテクチャ搭載

Red Hat Developer Hubの機能にはBackstageプロジェクトと同じプラグインアーキテクチャが搭載されているため、ユーザーが新しい機能を自分たちの開発ツールチェーンに統合できるという。

Red Hat Developer Hubの動的プラグイン管理機能により、ユーザーは迅速かつ簡単にプラグインのインストール、アップデート、削除が可能。ソースコードを変更したり、基本的なBacksrage環境を再構築したり、再デプロイしたりといったダウンタイムを考える必要がない。