「何度も体験しているけどまたやりたくなる」海の上で大人たちを夢中にさせる“授業”
世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。
12月16日(土)の放送では、クロアチアのムルテル島を特集した。
アドリア海のムルテル島は、ヨーロッパではよく知られた人気の休暇先。
そんな島のマリーナで、27年もセーリングインストラクターをしているヨシップ・ウリャルさんに出会った。
ヨシップさん:「アドリア海に面したこのエリアは、セーリングに適した場所。1日を通していい風が吹くんです」
今日は、セーリングスクールの日。いい風と巧みなコーチングを求めてやってきた各国のセーラーたちと、さっそく海へ。
入り組んだ海岸線を自然の力だけで進む。“セーリングの上達に必要なのはいい風だけさ”。ヨシップさんはそう教えてくれた。
波や風、鳥の声…自然の音の中をみなで協力して駆け抜ける。
「何度も体験しているけどまたやりたくなる。セーリングにはそんな魅力がある」
「セーリングは格別。いい風が吹く時は言葉になりません」
ヨシップさんの“授業”にセーラーたちも満足気だ。アドリア海には今日もいい風が吹いていた。
なお、次回12月23日(土)放送の『港時間』は、フランスのル・アーブルを特集。
白石康次郎さんが参戦したヴァンデ・グローブの予選会「トランザット・ジャック・ヴァ―ブル」のレースの模様を紹介する。