オードリー若林も「本当に感極まってんじゃん」と思わずツッコミ!実力派コント師がネタ後に感無量
12月15日(金)の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』では、かもめんたるの岩崎う大が「『キングオブコント』の寸評が的確すぎる!」と話題になっていたことから立ち上がった賞レース企画「キングオブう大2023」が放送された。
4回目となる「キングオブう大2023」には、クロコップ、サスペンダーズ、ザ・ギース、Gパンパンダ、さらに『キングオブコント2022』王者であるビスケットブラザーズが集結。
う大が100点満点で採点し、その場でネタ批評を行った。
トップバッターを飾ったクロコップは、卓球を題材にマンガの登場人物のようなキャラクターと世界観で音楽や効果音を駆使したネタを披露。
「86点」と採点したう大は「バカバカしい世界観がよかった」と評価しつつ、「もっと振り切ったらいいのに」「こっちが処理できないぐらいのスピードでいってもいい場所がもっとたくさんあった」と、わかりやすさも重要だが、もっとコントの世界観へ没入させるスピード感があったほうがいいなどとアドバイスした。
また、クロコップからは「こういう“演技で魅せる”ようなスタイルのコントを貫いても大丈夫ですか?」と、う大への質問も。
う大は「むしろ物足りなかった」「やりたいことはわかるけど、なんで突き進まないの?って。そもそも手出したんだから突き進むしかない」とエールを送り、クロコップは「めちゃくちゃ嬉しいです」と晴れやかな表情を浮かべた。
続いて2組目にネタを披露したGパンパンダの星野光樹は「いつも通りにはできなかった」と、ネタ直後から早くも後悔を滲ませる。
相方の一平も「悔しいですね…いつも通りできなかったのが本当に。本当に優勝しようと思って来て…」と悔しさを爆発。
そんなGパンパンダのネタに「87点」とつけたう大は、「おもしろいコントのシチュエーション。いいとこついてるなって思いました」と評価したものの、「心の機微が大事なコントな気がする」とし、一平のキャラ設定の“ブレ”や、コント中に変貌していくキャラクターの変化がうまくいっていない点などを指摘する。
また、「ネタを書く力があるからいろんなことをやろうとしちゃってる」「シンプルにして掘るべきところを掘っていったほうがおもしろいネタになりそう」ともアドバイス。
「誤魔化せると思ってるところがバレる」「課題がハッキリしました」と、う大の言葉を噛みしめる星野だった。
そして3組目、「自分たちが今やれることはすべて出し尽くしました」と語ったサスペンダーズのコントに、う大がつけた点数でスタジオは大盛り上がり。
放心状態の2人にう大の寸評が刺さり、最終的にはサスペンダーズの依藤たかゆきが「ネタをもっとよくできると思うと心から嬉しい」と、相方の古川彰悟も「涙堪えるので精いっぱい」とコメントし、オードリーの若林正恭が思わず「本当に感極まってんじゃん」とツッコミを入れる場面もあった。