「越境」がチームのイノベーションを生み出す「オフサイトミーティング」の魅力
ワーケーションは、通常、リゾート地や観光地などで行われる。仕事がメインの活動ではあるが、周囲の環境を楽しむことも含まれている。しかしワーケーションとして地方に行く場合、仕事をしに行っているのか、観光をしているのか区別するのが難しく、それに意味を見いだすことができない場合も多い。
オフサイトミーティングは通常、ホテル、リゾート、会議施設などの外部の場所で行われる。新しい環境でのワークショップやブレスト、チームメンバー間の交流が重視される。異なる場所での仕事や会議は、新しい視点や環境が参加者に刺激を与え、クリエイティブな活動や集中力を高めるのに役立つ。
ワーケーションは主に個人が柔軟に仕事をすることを重視しており、仕事と休暇の融合を目指している。一方で、オフサイトミーティングは主に集団の目標達成やチームビルディングを強化することに焦点を当てている。業務を達成するためにはワーケーションよりもオフサイトミーティングを重視すべきだろう。
このオフサイトミーティングに力を入れているのが、長野県中部にある立科町(たてしなまち)だ。佐久市と松本市に挟まれた場所だと聞けば、ある程度の想像が付くだろう。立科町では「立科WORK TRIP」(https://www.work-trip.com )を立ちあげ、企業で働く人が「しっかりと成果を出せるワーケーション」にこだわり、自治体と地元が連携して、町独自のスタイルでオフサイトミーティングの成功をバックアップしている。立科町には日本ワーケーション協会公認コンシェルジュもおり、専属のコーディネーターが、仕事の成果を出せる環境作りにこだわった滞在の提案と支援をしており、オンサイト(日常業務)に持ち帰り、生かすことができるようサポートしてくれる。
この記事では一般社団法人 官民共創未来コンソーシアム 理事 / テレワーク・ワーケーション官民推進協議会会長である箕浦龍一氏と、信州たてしな観光協会専務理事/日本ワーケーション協会認定 公認ワーケーションコンシェルジュである渡邉岳志氏に登場いただき、立科町が展開するオフサイトミーティングについて語ってもらった。