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 ヨーロッパリーグ決勝トーナメント進出をかけた、木曜夜のBKヘッケンとの一戦に向けた、スウェーデンの遠征メンバーの中に、フロリアン・ヴィルツの名前は見受けられていなかった。20歳のドイツ代表は筋肉系の問題を抱えているとのこと。とりわけ週末にはボルシア・ドルトムントとの注目の一戦が控えていることからも、大事をとって休ませたというところもあるのかもしれない。

アロンソ監督「日曜までには」

 水曜夜のアロンソ監督の会見では「土曜日の試合後に少し、問題を抱えていると話していた」とコメント。「回復に努めるためにレバークーゼンに残った。通常であれば日曜までには復調すると思う」と語った。今季ここまでブンデスリーガ最速ペースとなる勝ち点で首位を快走するチームにあって、ヴィルツはここまで全ての試合に出場。3得点、5アシスト、キッカー採点では2.46と好成績をマークしている。

ヴィルツ父、今冬の移籍を否定

 その一方でドイツ期待の逸材に対してはビッグクラブからの熱視線も注がれているところだが、しかしながら同選手の父ハンスは「どことも駆け引きなどしないし、そもそもフロリアンは「シーズンをまずきっちりプレーしていくということ」だと話している。今はそれに集中するだけだ」と強調。「私自身まだ彼は若いと感じるし、若手の成長にとってレヴァークーゼンは良い場所だ」とコメント、これは先日に来季の残留へ自信をみせたロルフェス競技部門取締役と同じ見方だ。