KRY山口放送

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今月25日から1週間は「犯罪被害者週間」です。

事件や事故で亡くなった人たちのパネルや靴の展示を通し命の大切さを伝える展示会が周南市役所ではじまりました。

会場に展示された2足の靴・・・お母さんと、そのお腹にいた赤ちゃんのために用意されたもの…しかし二人の命は、暴走した車に奪われ、その靴も主を失いました。

 周南市役所ではじまった「生命(いのち)のメッセージ展」は、グリーフサポートやまぐちなどが主催、周南市が共催しはじまりました。事件や事故で突然、命を奪われた20人の等身大パネルと、靴が展示されています。

 周南市でも、去年4月、経済的な支援策を盛り込んだ「犯罪被害者等支援条例」が施行されるなど被害者や、その家族に寄り添う環境は、整いつつありますが、何よりも、そんな犠牲者を一人も出さないようにすることが大切です。

(グリーフサポートやまぐち 京井和子代表)
「それぞれいろんなことことを想像していただいて、 ちょっとした自分ことを家族のことを振り返るそんな時間になると嬉しい」

 「生命のメッセージ展」は、12月8日まで開かれています。

 また来月2日には、2019年の池袋暴走事故の遺族、松永拓也さんを招いた講演会も予定されています。