KRY山口放送

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 次の衆議院総選挙で山口2区から立憲民主党公認で出馬する平岡秀夫氏が、11日、周南市で講演会を開き、党の岡田克也幹事長も出席しました。

 次の総選挙から全域が新・山口2区の選挙区となる周南市では10月、自民党も1区の高村正大衆議院議員から新2区の岸信千世衆議院議員へ、事実上の「引継ぎ」となる集会も開かれています。

(平岡秀夫氏)
「仮に自民党が政権運営に失敗した、あるいは政策が上手くいかなかった時にどういう政治勢力が取って代わるべきなのか。立憲民主党を中心とする政治勢力でなければならない」

 ことし4月の山口2区補欠選挙に無所属で挑み、自民党の岸信千世さんに惜敗した平岡秀夫元法務大臣は、次の総選挙では立憲民主党の公認候補として出馬することを表明しています。

 11日、周南市で開いた講演会には党の岡田克也幹事長も出席。

 岡田幹事長は「自民党が議席を伸ばしたり日本維新の会が勝つと一方的な政治状況になってしまう」と危機感を滲ませ、次のように話しました。

(立憲民主党・岡田克也幹事長)
「ここで我々が踏ん張らないと、日本の政治は政権交代ができない政治になるかもしれない。小選挙区で100勝つのは十分可能だと思っている。そのうちのひとりが平岡さん」

 また上関町と周辺=2市4町の議員連盟は、上関町への原発や中間貯蔵施設の建設計画の撤回を求める取り組みを強めるよう、平岡さんに要請。
平岡さんは「しっかり検討したい」と応えました。

(上関原発建設計画に反対する2市4町議会議員連盟 中川隆志会長)
「ここ(山口2区)から反対の議員を出すことが中間貯蔵施設を撤回させる第一歩と思うので、強力に我々も協力したい」