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LBX発売 日本価格は460万円〜

レクサスがコンパクトSUVのニューモデル「LBX」の日本仕様を発表。11月9日より注文受付を開始し、12月下旬ごろ発売する。

【画像】レクサスのオーダーメイト「ビスポーク・ビルド」の例【550万円〜】 全51枚

また、これを記念して唯一無二の1台を選べる「LBXビスポーク・ビルド」を、100台のみ抽選販売するという。抽選の申し込みは11月9日(木)〜21日(火)まで受付けし、当選者には販売店から連絡する。


レクサスLBX(シルバーメタリック&ブラック)    レクサス

LBXは今年の6月にワールドプレミアされていたが、今回は日本仕様の発表となった。グレードと車両価格は、以下のとおりだ。

LBXクール:(FF)460万円/(4WD)486万円
LBXリラックス:(FF)460万円/(4WD)486万円
LBXビスポーク・ビルド:(FF)550万円/(4WD)576万円

いずれも、パワートレインは1.5L直3エンジン+モーターのハイブリッド、トランスミッションは電気式無段変速機。駆動方式の4WDはリアにもモーターを搭載したE-Fourとなる。

ワールドプレミアされたときにLBXの内外装やパワートレインといった概要は紹介したので、ここでは日本仕様で新たに公開された情報を中心に紹介していこう。

オーダメイドシステムとは

LBXは、ユーザー一人ひとりのライフスタイルに寄り添ったクルマを提供したいという想いをもとに、新グレード体系を設定している。

これまで気に入ったコーディネートがあっても、自分の選びたいグレードによって好みの仕様を選択できなかったというユーザーの声を踏まえ、多様なライフスタイルにマッチするような体系としている。


LBXビスポーク・ビルド拡張パッケージ    レクサス

そして、「ビスポーク・ビルド」ではオーダーメイドシステムを採用。これは表皮色、シートベルト、ステッチ系の色替え、配色構成のバリエーション拡大、トリム部の加飾追加など、専用アイテムと好きな外板色をかけ合わせ、独自のオリジナル・コーディネートを楽しめる。

つまり、ユーザーが自分自身で1からカスタマイズを楽しむことができ、個性に寄り添った唯一無二の1台を手に入れることができる。それが、レクサスLBXビスポーク・ビルドのオーダリングシステムなのだ。

さらに、フロントとリアバンパーロアにロッカー部分と呼応するフィン形状のエアロパーツをオプション設定。センターピースにはシルバー塗装の刺し色を施し、落ち着きのある高級感を演出している。さらにリアピラーには、ブラック基調にツヤの有無で精緻なライン柄を表現したフィルム加飾もオプション設定。遠目には車両造形となじみ、車両に近づくと質感のある模様が浮かび上がることで、大人の遊び心を表現している。

なお、このビスポーク・ビルドは限定100台の抽選販売となっている。

マルチメディア装備も「自分流」

装備面もラグジュアリーブランドの名に恥じないものになっている。

LBXは、9.8インチのタッチディスプレイに直感的な扱いやすさを追求した最新のマルチメディアシステムを採用。また、Gリンク機能により、ユーザーの日常使いに即したサービスを提供する。主な機能を紹介しておこう。


LBXビスポーク・ビルド    レクサス

最新の音声認識機能は、ステアリングホイールのトークスイッチによる起動に加え、ディスプレイのマイクアイコン操作や音声による起動を可能とした。あらかじめ設定されたキーワードを発話することで、スイッチ操作や再生中の音楽を停止することなく、音声認識機能の起動が可能だ。さらに、自然な発話での操作にも対応した。

また、個人設定を車両に登録することができる「マイセッティング機能」は、従来の車両設定(ドライビングポジションやイルミネーションなど)に加え、ナビやオーディオなどのマルチメディアの設定にも対応。スマートキーだけでなく、デジタルキーやブルートゥース機器(スマートフォンなど)でもドライバーの特定が可能になる。また、Gリンク契約中は、マルチメディアの設定はデータセンターに格納され、別の車両でも利用することができる。

このシステムはOTAアップデートを行うことで、予防安全装備や先進技術の性能を向上し、ユーザーのライフスタイルに寄り添っていく。

ナビ機能については、クラウド上の地図情報を活用し、交通情報・駐車場の空き情報をリアルタイムで取得するコネクテッドナビを採用。Gリンクと契約中は、つねに最新の地図データを利用できる。