50代になった元祖・節約主婦。物価高の今やっていること6つ
物価高が続く今日この頃。元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんは、昔から節約習慣を続けています。詳しく教えていただきました。
物価高の今、元々節約主婦の私が続けている節約方法
物価高が続いています。でも、やっと子育てが終わり、「自分のため」を楽しむことができるようになってきたので、必要なものにはお金を出し、一方で無駄は省くようにしています。
無駄を省くためにやめたことをいくつかご紹介します。
●1:季節の変わり目になんとなく衣類を買う、増やすのをやめる
以前は、季節が変わったらなんとなくお店に寄り、「今年風のアイテムを」「このお洋服いいな」と買っていたような気がします。
でも、プロのスタイリストさんと共にファッションの講座を始めてから、気がつくことがたくさんありました。
実際のところ50代のファッションは、
・定番でいい
・もっているアイテムの組み合わせ、着方を工夫したら、たりている
・手もちのアクセサリ―、バック、スカーフ、メガネ、靴を再登場させると、同じ服を着ていても雰囲気が変わる
・プチプラ品は、価値あるものと組み合わせることで、バージョンアップする
ということで、洋服を買う機会がさらに減っただけではなく、手もちのアイテムを有効活用できるようになりました。
さらにうれしいのは、それを見た夫も影響を受け、衣類を整理整頓。不用品をリサイクルにもち込み、一石二鳥です。
●2:空腹の買い物を避け、食材の無駄を省く
買い物前や出かける前。空腹の状態だと、つい買ってしまう、買いすぎてしまうことは、皆様も経験ずみではないでしょうか。
もちろん無理に食べる必要はないのですが、冷蔵庫の中や家に食べるものがあるときには、食材を古くしたり、無駄にしないためにも、ちょこっとテーブルに並べます。
本当に必要な食材だけ買うことができ、「おなかをすかしてこなくてよかったね」と話すこともあります。
●3:出かけるときには、家の中にあるものをもつ
わが家は車で出かけることが多い家。そのときに常にすることがあります。
まずは、ストローつきのタンブラーにお茶を入れてもち出します。追加にポットをもつことも。
それから、紙袋を一つ用意するのが常です。
そこへ、買いおきのゼリー飲料や、フルーツ(バナナとなど)、残っているお菓子など、大雑把にザクザクと入れてもちます。
これで、ドライブ中のちょっとした空腹は満たされ、無駄な寄り道や買いものを省くことができます。
●4:本当にないと困るのか考える時間をもつ
なにかひとつがなくなると「買わなきゃ」…と思いがちですが、すぐに買いたすのではなく、しばらく様子をみます。
すると、この先はなくても大丈夫そうだとか、今は困っていない、ほかのもので代用できることに気がついたりもします。
気がつかないうちに生活スタイルが変わっている場合もありますから。
●5:最後まで使いきる
最後まで使いきる…ことをクセにする。
あるものを大事に使うことが家族も当たり前になるので、ものが増えず助かっています。
●6:パッケージが簡素化されたものを買う
渡す相手に失礼がないように、箱や袋が必要な場合もありますが、許されるの関係であれば、中身が同じですから、簡素化されたパッケージのものを選ぶこともあります。
お土産としてもち帰る場合も、立派な外箱や内箱がない分サイズ感が小さくて、もち帰るのに便利だったりします。
参考にしていただけたら幸いです。