2本の西武に挟まれた巨大団地でした。

1967年完成の団地が再生


西武の6000系電車(画像:写真AC)。

 東京建物は2023年9月28日(木)、西武池袋線・石神井公園駅と西武新宿線・上石神井の中間に位置する「石神井公園団地」について、エリア全体の一斉建て替え事業が竣工したと発表しました。(旭化成不動産レジデンスとUR リンケージとの連名)

 1967年に完成した当団地は老朽化が進んでいましたが、練馬区の「石神井公園団地地区地区計画」としてリニューアル開始。2020年から解体工事がはじまり、「Brillia City 石神井公園 ATLAS」として建設工事が進められました。

 5階建て9棟が7〜8階建て8棟になり、総戸数は490戸から844戸へ拡大。コミュニティとしての「団地」の良さを活かしたうえで、タワマンでも整備が進む共用スペース「パーティールーム」「スタディールーム」も備えています。

 建替えが決議されたのは2019年4月。それから4年半、住民の仮転出や明け渡しなどを経て、次の半世紀に向けたあらたな団地の姿がはじまります。