タレントの叶姉妹が19日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。「思い通りの結婚式を挙げられなかった」という28歳女性のお悩みに答えた。

叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

○■義母に反対された“理想の結婚式

この日配信された「【Fabulous3】#12 人間は必ず変化します。変化に戸惑うご自身に落ち着く時期も必ず来るものです。」では、3年前に結婚したという女性のお悩みを紹介。相談者によると、「小さいころから大きな結婚式を挙げるのが夢だった」というが、「義母に反対され、家族挙式を挙げた。その後、友人の結婚式に行くたびに、うらやましく感じてしまう。夫のことは大好きで、一緒に過ごせるのが幸せだと思っているが、“夫でなければ、夢だった結婚式ができたのかも……”と考えてしまう」というお悩みが寄せられた。

相談者の義母は、「新生活でお金がかかるのに、数時間で数百万円もかかるような結婚式をわざわざする必要はない」という考えだったそうで、恭子は、「お義母さまが言ってること自体は、私は好感が持てますよね。むしろ、それが現実的なことではないか」と共感した様子。その上で、「“結婚が夢”ではなく、“結婚式が夢”だったと書いてらっしゃるから……」と不思議そうに語り、「結婚ではなく、結婚式。セレモニーね。例えば、ウェディングドレスはこうでとか、出てくるところがこうでとか、お花がこうでとか。いろんなことをご自身の夢だと思ってらっしゃることが、たくさんあったのではないか」と、相談者が抱いていた夢を推測した。

さらに、恭子は、「結婚式が、この方の人生のゴールのように感じられる。だから、離婚(の可能性)も多いんじゃないですか」「この方にとっては、結婚式というものが夢だったのではないか。ご自身が描いていた結婚式というものがあったから、結婚したという風にも」と厳しく指摘。「そうだとしたならば、結婚式をするがために……」と続けると、美香は、「結婚式を何回もするっていうことですか? 別にお相手が同じではなくて、相手が変わっていくっていうことですよね」とフォロー。相談者は、結婚式をしなかったわけではないため、恭子は、「自分が思い描いていた結婚式が、そんなにまで違うことだったというか。結婚式ができただけでも、うれしいという風に捉えられない愛というか」と、いぶかしげにつぶやいていた。