9月12日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、防衛白書についての朝日新聞の記事を取り上げ、パーソナリティの大竹まことが「敵基地攻撃能力を明確にどういった時に使うのか明確にしないと、早打ち競争になっちゃう。西部劇みたいなことになっちゃうよ」。と心配の声を挙げた。

安保の行方と題した朝日新聞の記事では、日本の敵基地攻撃能力が東アジアの各国の軍拡や相互不信を促すなど地域情勢を不安化させ、危機的な状況ではミサイルの早打ち競争を生み出す危険性があり、日本は軍縮の必要性を愚直に訴え続けるべき、とした。

大竹は「敵基地攻撃能力もさ、ここでこの国がこういう態度を取った時にどうする、という風に明確にしてくれないと、早打ち競争、西部劇みたいなことになっちゃう」。と危惧すると、パートナーの小島慶子も「戦争ってマニュアル通りに始まるわけじゃない。『いまやろうとしただろ!』『そんなことない!』なんて言い合いになってケンカになることってありますよね。始まったら止まらないんですよ。ウクライナを見ていたら分かりますよね。始めらないためにどうするか、ということにエネルギーと知恵を使って欲しい」と訴えた。

大竹は「仮に相手が大国だったとして、敵基地攻撃能力を使って相手の基地を制することが出来たとして、あっという間にものすごい量のミサイルが襲い掛かってくるでしょう。やっぱりどうしたら避けられるか、どうしたらまとめられるかって動く方が賢明だよ。日本は食料だってエネルギーだって全部自分で賄えないんだから」。と東アジアにおける日本の外交努力を訴えた。