9月11日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、月曜コメンテーターで経済評論家の上念司さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、岸田総理の内閣改造正式表明について意見を交わした。

内閣改造はやればやるほど内閣が弱くなる

岸田文雄総理は10日、外遊先のインドで記者会見を行い、13日に内閣改造・自民党役員人事を行う考えを正式に表明した。「11日朝に帰国後、関係者と調整を進め、早ければ13日にと考えている」と述べた。帰国後の11、12両日に本格的な人選の調整に入るとして、具体的な人事構想には触れなかった。内閣改造自民党役員人事について日刊スポーツは、内閣支持率も下落している岸田総理にとって、反転攻勢のきっかけとなる布陣を編成できるかが最大の焦点だと報じている。

「上念さんはどのようなところに注目されてますか?」(寺島アナ)

「(岸田総理が度々発言する言葉を真似て)そうですねぇ、“検討に検討を重ね”た上で“検討を加速”したいと思います。」(上念氏)

「なんですか、その喋り方は?」(寺島アナ)

「(笑)内閣改造をすると普通 首相の求信力は弱まっていくんです。むしろ選挙をやって勝った方が求信力は高まるんです。内閣改造はやればやるほど内閣が弱くなると言われているんですが、それをやらざるを得ない支持率の下落。広島サミットであんなに上がったのに、なんでこんなことになったんだろうって不思議なんですけど、やっぱり増税・増税・ショボい増税が効いてるのかなぁと。ちょっと嫌な感じがしますね。」(上念氏)