HBOの大人気アンソロジーシリーズ『トゥルー・ディテクティブ』。解禁日が延期になっていた最新作のシーズン4だが、この度米HBOにて2024年1月に放送されることが決定した。

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2024年1月に解禁!

『True Detective: Night Country(原題)』で製作が進められている『トゥルー・ディテクティブ』シーズン4。当初2023年内に解禁予定だった本作は、ストライキの影響などで解禁日が後ろ倒しになっていたが、2024年1月14日に放送されることが決まった。米HBOで放送されるとともに、米HBO Maxでも配信される。

難解事件に挑む刑事を追う犯罪捜査シリーズ『トゥルー・ディテクティブ』シーズン4で主演を務めるのは『告発の行方』と『羊たちの沈黙』で2度アカデミー賞を受賞したジョディ・フォスターと、プロボクサーで女優という異例の肩書をもつカーリー・レイス。二人はアラスカを舞台に、北極域研究拠点を運営していた8人の男性が痕跡なく失踪した事件を担当することになった女性捜査官を演じる。

公式あらすじでは“事件を解決するため、刑事たちはこれまでに背負ってきた内に抱える闇と向き合い、太古の氷の下に埋められてきた呪われた真実を深く追求しなければならない”と書かれており、ミステリーだけでなくドラマ要素も存分に描かれそうだ。

この度、新たに解禁となった予告編では、「ときどきただ消えてしまいたい、ただ歩き出して、決して立ち止まりたくない、そんな気持ちになることはない?」と、カーリー演じるエヴァンジェリンが、ジョディ演じるリズに問いかける様子が映し出されている。

『TRUE DETECTIVE』シーズン4 スタッフ

脚本と監督を担当するショーランナーはメキシコ出身のイッサ・ロペス。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のテノッチ・ウエルタが出演したホラー『ザ・マミー』などで知られるロペスは、本作で初めてTVシリーズにプロデューサーとして携わる。

製作総指揮にはアカデミー賞3冠を達成した『ムーンライト』の監督バリー・ジェンキンズが参加。『ビール・ストリートの恋人たち』や『aftersun/アフターサン』など話題作を連発するジェンキンズがどのようなシリーズへと導くのか、映画ファンからの注目度も高い。

ちなみに過去3シーズンに渡って脚本を手掛け、クリエイターを務めてきたニック・ピゾラットは製作総指揮に名を連ねているものの、制作面で作品に関わることはないという。(海外ドラマNAVI)