8月23日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームで行われた西武-オリックス19回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの西川愛也選手にインタビュー。8月22日、西武ーオリックス18回戦でのプロ初ホームランを振り返ってもらった。

――プロ初ホームランおめでとうございます。
西川「ありがとうございます」

――非常に綺麗な打球でした。改めてホームランの打席を振り返っていかがでしたか?
西川「甘いところだけいこうと思って打席に立った結果、ヒットの延長線上みたいな感じでホームランになってくれてよかったです」

――その後のコメントで手応えがなかったというコメントがあったが?
西川「なかったというよりも、バットが抜ける感じ。いい当たりの時とかは大体そういう感覚だと思う。芯に当たればボールの重みはあまり感じなくなるので」

――前の試合(8月22日、西武ーオリックス18回戦)では左ピッチャー(山田修義)からインコースの難しいボールをうまくさばきましたが、いかがでしたか?
西川「打っているときはそんなに難しい球みたいな感じではなかったが、やっぱり映像を見たら良いスイングができていたなと思います」

――左ピッチャーの厳しいボールをああいったスイングで捉えられたというのは自信になっていきそうですか?
西川「そうですね。これを自信に変えてどんどん打ちたいと思います」

――試合が終わった後の周りの反応はいかがでしたか?
西川「いっぱいラインが来ていました」

――100件とか200件くらい?
西川「そこまでいってないですよ全然(笑) 40~50ぐらいですかね」

――ご家族からは何かメッセージはありましたか?
西川「そうですね母親からいっぱいメッセージがきました(笑) 」

――ホームランボールは母親に送りたいと思いますとおっしゃっていましたが、早く渡したい気持ち?
西川「そうですね。でも(母親は)大阪にいるので、送るか、僕が行ったときに渡すかですね」

――8月11日に今シーズン2度目の1軍昇格を果たしてから10日ほど経ちました。2度目の昇格をしてからのバッティングの感覚は現状いかがですか?
西川「頭は結構シンプルに考えられていて、バッティング練習もなるべくシンプルにボールの見方、ボールへの入り方を大事にしていて、左目で後ろから(ボールを)見るようにしている」

――左目で後ろから見るということは、ボールを見る時間をなるべく長くするという感覚ですか?
西川「僕の1個癖として、普通に打ってしまうと左肩がかぶって(バットが)外回りになって体が突っ込んでしまう。それが多く見られるので、(ボールを)左目で後ろから見ることによって自然とバットが先に出る、軸が安定して体がスイングするときも突っ込みにくくなる」

――外野手は1軍レギュラーが固定されていなくて、レギュラー争いも熾烈だと思います。レギュラー獲りや1軍定着に向けて自分が最も重要だと考えているポイントはどういうところでしょう?
西川「僕は6年目ですし、やっぱり過去の成績からも他の選手と比べて成績を残せていないので、その分チャンスは少ないと思っている。その少ないチャンスの中でチャンスをものにできるように、1打席1打席大事にしたいと思います」

※インタビュアー:高橋将市アナウンサー