ハライチ岩井「ドンズベリ」と宮駿の最新作に痛烈指摘「イジらないとダメ」
8月3日深夜に放送された『ハライチのターン!』(TBSラジオ)で岩井勇気(37)が、宮粼駿監督(82)の最新作『君たちはどう生きるか』について、感想を語った。
都内の映画館で作品を観たという岩井は、「(観客が)あんま入ってなかったね。10人ぐらいだった」と話し始め、率直な感想として「理解できなかった」とコメント。
岩井の分析では、作品の“宮粼駿濃度”が濃すぎたせいか、観客にはわからないセリフが全編で続き、ついていけなかったという。「わかった風な口をきくのは監督への冒涜な感じがする」とも語っていた。
また、別の見立てとしてあくまで“仮説”とことわったうえで、「(宮粼監督は)普通にみんな楽しめる作品を作ろうとして、ドンズベリした」と、『君たちはどう生きるか』が失敗作ではないかという持論を展開。相方の澤部は「そんなパターンないでしょ」と制したが、岩井は「ドンズベリしてイジってもらえないパターン」と続けた。
これまでヒット作を連発してきた宮粼監督だって失敗するときはあるのだから、監督のためにも「イジらないとダメ」と語った。
7月14日に公開された映画『君たちはどう生きるか』の観客動員と興行収入の流れは、公開4日間で観客動員135万人/興行収入21.4億円、公開10日間で観客動員232万人/興収36億円、公開17日間で観客動員数305万人/興収46.9億円となっている。