旅行ジャーナリスト小野アムスデン道子さんが、旅先で見つけたご当地のとびきりグルメや旅情報をご紹介。今回は、関西国際空港駅から一駅のりんくうタウン駅徒歩1分のところにある「OMO関西空港(おも)by 星野リゾート(以下OMO関西空港)」で、グルメに大浴場に、空旅プラスの楽しみを満喫します。

旅立つ前から楽しい!関西国際空港すぐのホテルで大阪グルメ&大浴場を満喫

関西国際空港は、日本で最初の24時間空港(国内の24時間空港は新千歳・羽田・中部・関西・北九州・那覇)で、早朝・深夜便の就航も多い空港です。

とくに、早朝便でかつ第2ターミナル(関西空港駅直結の第1ターミナルから連絡バスで7〜9分)のPeach、チェジュ航空、春秋航空を利用する場合だと、かなり早くに空港入りしないといけません。

●利便性抜群の「OMO関西空港」は楽しみもいっぱい

そんなときに便利なのがエアポートホテル。2023年3月20日にオープンした星野リゾートが手がける「OMO関西空港」は「空チカ、ファンタイム」がコンセプトで、利便性だけでなく楽しみがいっぱいで泊まるのが楽しいホテルです。

まず、りんくうタウン駅と通路でつながれた2階から入ると、飛行機のオブジェとチェックインカウンターを思わせるフロントなど、空港の雰囲気満点の「OMOベース」が広がり、ここで早くも空旅気分が盛り上がります。

天井を飾る大きな照明は、飛行機のエンジンがモチーフなのだそう。OMOの特徴である、ホテル徒歩圏内の情報やおすすめスポットが載った大きな「ご近所マップ」もこちら。

また、車や空港行きのバス乗り場から入る1階にも「OMOベース」があり、こちらは飛行機の窓や座席をイメージした内装。コンセントつきのテーブルもあって、ちょっとした待ち時間にも便利です。

●ホテル周辺にはアウトレットも

ホテルからは、大観覧車のある複合商業施設「りんくうプレジャータウン シークル」や「りんくうプレミアム・アウトレット」も徒歩圏内で、空港周辺でもいろいろ楽しめます。

解放感いっぱいの「OMO関西空港」のダイニングからは、大観覧車の眺めを昼に夜に見ることができ、眺望も抜群です。

●大阪グルメを満喫できるビュッフェ

ダイニングは、料理がずらりと並ぶエクスプレス・フル・ビュッフェ形式で、夕食メニューには大阪らしいどて焼きや串カツが並びます。

自慢はライブキッチンで提供するお好み焼き。「金紋ソース」と共同開発したミックスジュースが隠し味のオリジナルソースをかけて、大阪グルメを満喫できます。どて焼きなどをちょいのせで、という楽しみ方も。

●半露天風呂やドライサウナもある大浴場に、愛犬と滞在できる客室も

電気風呂や炭酸風呂のある内湯に半露天風呂、ドライサウナに水風呂も備えた大浴場があるものうれしいポイント。日中から夜は15時から25時まで、そして朝は4時から10時半と深夜・早朝も使えます。

全700室の客室は8タイプ。

なかでも、和洋室は畳のスペースがファミリーに好評です。愛犬と滞在できるドッグフレンドリールームも用意されています。

●朝は「空チカ体操」に、食べごたえ抜群のビュッフェ

朝には、晴れていれば眺望を楽しみながらスタッフと一緒に「空チカ体操」でリフレッシュ。

朝食のビュッフェでは、チョコバナナやエッグベネディクトと組み合わせたパンケーキがライブキッチンに並び、こちらも食べごたえがあります。

関西空港へ向かう際は宿泊者限定で、第1ターミナルと第2ターミナル(第2ターミナル行きは、早朝5時と5時45分の2便)へ事前予約制の無料シャトルバスが出ています(最終午前10時出発)。

文中の各情報は、2023年7月現在のものです

・OMO関西空港 by 星野リゾート https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omokansaiairport/