7月3日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、先週に引き続き、建設業の見積業務を最適化するクラウド型SasSサービスを提供する株式会社GACCI 代表取締役CEO 若本憲治さんが出演し、DXを推進していく上で最も重要なことや経営者として大事にしていることなどについて詳しく、お話しいただいた。

松井佐祐里アナ「建設業界のDXを推進していく上で最も重要だと思うことは何ですか?」

株式会社GACCI 代表取締役CEO 若本憲治氏「標準化することです」

L is B代表・横井太輔氏「詳しく教えてください」

若本「建設現場は、現場ごとに当然工事の規模感も違いますし、場所も違いますし、当然その工事ごとに関わる企業さんも人も違うみたいなところで毎回オーダーメイドになるというところがすごく特殊だなと思っています。そうした時に、色々な会社の方々が独自のものをそれぞれ使われている状況になると、チームの中でいろんなことが統一できない状態があると思ってます。そこがやっぱり、建設業がなかなか生産性を上げていけないっていう大きな要因になっているんじゃないかと思います」

横井「経営者として大事にしていることは何ですか?」

若本「スピードです。やっぱり今、本当にプロダクト自体がものすごいスピードでどんどん進化していかなきゃいけないタイミングだと思っています。そうした時に、お客様からいただいた要望だったりとかをどれだけ早くお返しできるかとか、ちょっと相談があると言われた時にどれだけ早く駆けつけられるかとかっていうところのそのスピード、とにかくPDCAを早く回していくみたいなところは、ものすごく大事にしていますね」

横井「そうですよね。私もそうですが、やっぱりお客様から声がかかったら、すぐ行く。すぐ行ってその場で要望を一旦伺うというのはすごく大事で、それに対して、もちろん答えるのも大事なんですけど、そもそも要望を言っていただける関係性を作るっていうのはすごい大事なことですよね。要望に応えるから、要望を教えてくれるんであって、この人に言っても無駄だって思われてしまうと、要望すら出てこなくなるわけですよ。伺いに行く姿勢と一緒に考える姿勢っていうのはすごい大事だなと思いますね」

若本「本当にそういう関係性が築けてるから、いろいろとご要望いただけるっていうのは、まさにおっしゃる通りだと思います。ですので、期待だけは絶対に裏切らないように、逆に期待に答え続けるっていうことはしていきたいなと思います」