広末涼子が消えてスキャンダル歌手が登場した「テレ東音楽祭」の「結局はジャニーズ頼み」という現実

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 2014年にスタートし、10年目を迎えた「テレ東音楽祭」は、今年も6月28日に5時間にわたる生放送で視聴者を楽しませた。昨年は春・夏・冬の3回にわたって放送したが、司会は国分太一と広末涼子。今年は国分ひとりが総合MCとして登場し、田中瞳アナが進行役を担った。

 W不貞スキャンダルで無期限謹慎措置の広末の姿がないのは当然としても、

「なかなかに『攻めた』キャスティングでしたね。出演アーティストとして酒井法子のほか、斉藤由貴、篠原涼子が登場しました。広末の代わりに不貞スキャンダル騒動を起こした斉藤と篠原、そして薬物逮捕の影響でいまだ地上波テレビ番組にほぼ出てこない、のりピーですからね。さすがテレビ東京というか…」(テレビ関係者)

 もちろんAKB48、日向坂46、櫻坂46、Dai-CE、DA PUMP、LUNA SEAといった人気アーティストも網羅していたが、ジャニーズ勢も多数出演。関ジャニ∞やKis-My-Ft2、ジャニーズWEST、Sexy Zone、Travis Japan、NEWS、HiHi Jets…など10組も出た。

「ジャニー喜多川氏による性暴力スキャンダルで、ジャニーズへの風当たりが強まっていますが、それでもジャニーズのタレントを外すことはなかなか難しい。音楽番組は結局、ジャニーズ頼みということです」(前出・テレビ関係者)

「変化球」は繰り出したが、「無難な王道」も捨て切ることはできない、というのが現状なのだ。