ゴレツカ:今季の役割はCMF?ボランチ?ベンチ?

©️IMAGO:Laci Perenyi
レオン・ゴレツカは、その発言や質問に対して相手が今どう思っているのかを、目線や眉を上げることで知らせる人の一人だ。だから、普段はバイエルンが敗れた後でも親しみやすいゴレツカが機嫌が悪いとき、記者たちはこの屈強な国際選手にぶつかるリスクを冒すのが好きなのだ。そして、シーズン後半のバイエルンは機嫌が悪かった。それはゴレツカのせいだけではない。
レオン・ゴレツカは発言や表情が豊かなタイプであり、普段はたとえ試合で敗戦した後でも親しみやすさをみせてくれる選手だ。そのためジャーナリストたちはより積極的に入りこんでしまうのだが、ただ昨季後半戦はむしろ起源の悪さが目立つ格好に。前半戦ではボックス・トゥ・ボックスタイプの選手として絶好調のバイエルンを得点力で支えたドイツ代表だったが、しかしながら後半ではむしろ守備に追われ鳴りを潜める結果に。シーズン終盤より就任したトゥヘル監督の下で厳しい立場にも置かれた28歳をこれから待ち受けるものとは?
少なくとも確かなことは現在バイエルンでは、キミヒやゴレツカより守備的なミッドフィルダーの獲得を目指しているということ。さらにミッドフィルダーもこなせるディフェンダー、左SBを主戦場とするラファエル・ゲレイロも獲得した。つまりゴレツカに待つのは前述のボランチを背後に従え、盟友キミヒとCMFコンビを形成するのか。それとも優勝争いでむしろトゥヘル監督がボランチとして重要した、ライアン・グラフェンベルフとの争い、そして場合によっては再びベンチに追いやられてしまうのだろうか。
最終的にバイエルンが逆転優勝を決めたブンデスリーガ最終節は特に印象的なものだった。途中から投入されたゴレツカはわずか14分で再び交代。そこで投入されたのがジャマル・ムシアラであり、そのムシアラこそ優勝弾を鎮めるヒーローになってみせるのである。結果としてこれは正しい判断であったことは否定のできないもの。それでもゴレツカの心を深く傷つけるものにもなったことだろう。それでも「バイエルンでまだまだ大きな野心がある」というゴレツカは残留を強調。そのためには以前のようなプレーをみせていかなくてはならない。
