ペルーのメディア関係者に最もインパクトを与えたのは三笘(中央手前)だった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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キリンチャレンジカップ]日本 4−1 ペルー/6月20日/パナソニックスタジアム吹田

 開始3分で数的優位となり、6−0で大勝したエルサルバドル戦と比べて、明らかに違うレベルの試合だった。

 とりわけ序盤はボールを支配され、激しいチャージにも苦戦を強いられた。それでも伊藤洋輝のミドル弾を皮切りに、三笘薫、伊東純也、前田大然がネットを揺らし、終わってみれば4−1。4日前、日本のライバルである韓国に1−0と勝利していた南米の雄に快勝を飾った。

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 ペルーのメディア関係者もこの結果には驚きだったようだ。試合後、ペルーのTV局『ATV』のスティーブ・ロメロ氏にこの一戦の感想を尋ねると、次のように答えてくれた。

「最も衝撃を受けたのは三笘(薫)だね。彼のドリブルは凄まじい。素晴らしい選手だ」

 さらに、「久保と堂安が途中から出て来るなんてね。日本はいいチームだよ」と話し、森保ジャパンの選手層の厚さに脱帽した様子だった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)