総統選候補の柯前台北市長、早稲田大で講演 対中政策に言及/台湾
柯氏は4日から8日までの日程で日本を訪れている。この日の講演会は「台湾における民主主義の発展と新たな段階への挑戦」と題して行われ、80人近い学生が出席した。
別の中国出身の学生からは、柯氏の現段階の両岸政策に「両岸は一つの家族」の考え方は含まれるのかや、中華民国総統選に出馬する者として、中華民国に大陸地区は含まれると考えているのかとの質問が飛んだ。
柯氏は「一つの家族であることは、一つの仇敵であるよりも良く、断交するよりも交流する方が、けんかするよりも対話をする方がいい」との立場を示し、「最も重要なのは、台湾と大陸は基本的に使用する文字も人種も同じで、同じ歴史と言語、宗教文化を持っているということだ。今日は政治制度と生活様式が異なるだけであり、交流しない理由はない」と述べた。中華民国に大陸が含まれるのかとの問いに対しては「なぜ中華民国に大陸が含まれているか聞くのか」と逆質問。学生から「私は含まれていると思うから」と回答されると、「中国に確かに戻れるのか」と冗談交じりに返した。
(楊明珠/編集:名切千絵)
