解説者のキャラガー氏と一緒に笑みを浮かべるグリーリッシュ。(C)Getty Images

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 現地時間5月17日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第2レグで、マンチェスター・シティはレアル・マドリーと本拠地エティハドで対戦。4−0で大勝を収め、2戦合計5−1でインテルとの決勝に駒を進めた。

 第1レグは1−1で終えており、今回も1点を争う接戦が予想されたが、ホームサポーターの大声援を受けるシティが立ち上がりから圧倒。23分にベルナルド・シウバが奪った先制点を皮切りに、効率良く得点を重ね、終わってみれば大差で昨シーズン王者を粉砕した。

 アーリング・ハーランドの決定機を演出するなど、この日も左サイドで確かな存在感を示したジャック・グリーリッシュも喜色満面だ。英紙『Mirror』によれば、試合後のインタビューで興奮たっぷりにこう語った。

「この瞬間に立ち会えて、ただただ感動している。とても素敵な出来事だ。レアル・マドリーを相手にこれだけのプレーができるチームはそうそうない。僕たちはアンストッパブルだ」
【動画】シティが衝撃の4発!マドリー戦ハイライト
 今大会、ホームでの6試合は全勝だ。頼れる10番は負ける気がしないと言い放った。

「先日、チャンピオンズリーグでの戦績を見たけど、我々は今大会ここで全試合に勝利している。今シーズンの僕たちは止められないし、誰も倒せやしない。今夜、そしてバイエルン・ミュンヘンやRBライプツィヒに対して行なったことを見れば分かるだろ? 信じられないような出来事だ」

 あと1勝で優勝が決まるプレミアリーグ、CLと同じく決勝まで進んでいるFAカップと合わせ、3冠へトリプルリーチがかかった。イングランドの巨人はまず、再びエティハドで戦う21日のチェルシー戦を制し、リーグ3連覇を決められるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部