福岡〜筑豊の要衝「門松交差点」を回避する筑紫野古賀線バイパス完成 渋滞ポイントに抜本対策!
福岡県の主要渋滞ポイントのひとつです。
池、川、県道、鉄道ぜんぶ跨ぐ!
福岡県が整備を進めてきた県道「筑紫野古賀線」バイパスの須恵工区・粕屋工区(計1.6km)が2023年4月25日(火)16時に開通します。
筑紫野古賀線から右へ分岐し、新大間池をまたいでいるのがバイパス(画像:Google)。
福岡空港方面と筑豊地域を結ぶ東西方向の県道「福岡篠栗線」と、南北方向の筑紫野古賀線が交わる「門松」交差点(粕屋町)を回避するバイパスです。現道は門松交差点から北でJR福北ゆたか線(篠栗線)門松駅をオーバーパスしていますが、その東隣に新たな立体が開通します。
これだけでなく、バイパスは交差点の南に位置する新大間池、県道、鉄道、そして多々良川を一気に跨ぎ、国道201号と交わる大隈跨道橋交差点に取りつきます。ここを左折すれば九州道の福岡ICへ、右折すれば筑豊方面へ通じる「八木山バイパス」へ向かうことができます。
国道201号の旧道である福岡篠栗線と筑紫野古賀線が交わる門松交差点は、交通量が1日2万台を越えています。県の交通渋滞対策協議会において主要渋滞箇所に位置付けられるほどの慢性的な混雑の解消が期待されています。