昼行は練馬発ではありません。

東京〜名古屋間よりも短い夜行バスに「昼行便」

 関東バスは2023年4月24日、夜行高速バス新宿〜豊川・豊橋線「ほの国号」について、新たに昼行便を新設すると発表しました。5月19日(金)からの運行が予定されています。


ほの国号の昼行便に使われるスカニア2階建てバス(画像:関東バス)。

「ほの国号」は関東バスと豊鉄バスが共同運行。走行距離320km弱という、夜行バスのなかでは短い部類に入るものです。

 夜行便は東京側で練馬駅、中野駅、愛知側で三河田原前などにも発着しますが、新たな昼行便は停車バス停を絞っています。新宿駅西口(12番)に発着(新宿行きは渋谷マークシティにも降車専用で停車)し、豊川駅前、豊橋駅前を経由して植田車庫(豊橋市)が終点。三河田原駅前までは行きません。

 新宿駅16時15分発で、豊川駅20時49分着、豊橋駅には21時20分着です。逆に新宿行きは朝に設定され、豊橋駅8時05分発、豊川駅8時40分発、新宿駅には13時35分に着きます。

 当面は新宿発が金・土・日、豊橋発が土・日・月の運行。車両は基本的に2階建てバス、スカニア・アストロメガもしくは三菱ふそうエアロキングが使われます。2階が3列、1階が4列シートで、運賃は2700円〜(座席と時期により異なる)となっています。