温井ダム 梅雨に向けて 4年ぶり間近で放流 安芸太田町
安芸太田町の温井ダムで水位を下げるための放流が始まり、4年ぶりに下流の広場が開放されました。
金尾真弓記者「放流15分前です。4年ぶりに間近で見られるとあってすでに待ちわびている人の姿があります」
訪れた人「初めて来た。黒部ダムを見たことがあるので(放流の)勢いを見たいなと」「水浴びるんでしょうね。楽しみです」
21日から始まった温井ダムの放流。放流を下から見ることができる広場が4年ぶりに開放され、多くの人が撮影を楽しんでいました。
金尾記者「さすが間近で見ると水が弧を描いて落ちていく様子がわかり大迫力です。水しぶきも浴びながら楽しむことができます」
中にはずぶ濡れになって撮影に挑む人も…
「すごい迫力があって楽しかった。ビショビショになった」
そして完全防備でより近くまで前進する方も…
「土師ダムしか見たことなかったからすごいなぁというか全然違う」「ここまでの迫力とは思っていなかったので来てよかった」
この放流は梅雨の時期までにダムの水位を下げ洪水を防ぐため、毎年この時期から行われます。アーチ式のダムとしては黒部ダムに次ぐ日本で2番目の高さで、広島市周辺の市街地を洪水から守る役目を果たしていると
いうことです。
温井ダムの放流は来月28日までの週末に1日3回行われる予定です。