東京株式（前引け）＝反落、目先上昇一服ムードに
きょう前場の東京株式市場は朝方からやや売り優勢の展開で日経平均はマイナス圏で推移した。前日の米国株市場でＮＹダウやナスダック総合株価指数が上昇一服となったことで、東京市場でも足もと利食い圧力が意識される展開に。日経平均は前日まで８日連続上昇しており、スピード警戒感から買いが手控えられている。一方、下値を売り込む動きも限定的で、２万８６００円近辺で売り物をこなした。個別では値下がり銘柄数が１２５０あまりに及び、プライム市場全体の７割近い銘柄が安くなった。
個別ではレーザーテック<6920.T>が軟調なほか、キーエンス<6861.T>も売りに押された。リクルートホールディングス<6098.T>が冴えず、ニデック<6594.T>も安い。Ｏｒｃｈｅｓｔｒａ Ｈｏｌｄｉｎｇｓ<6533.T>、広済堂ホールディングス<7868.T>が大幅安、新日本科学<2395.T>の下げも目立つ。半面、ファーストリテイリング<9983.T>がしっかり、ソシオネクスト<6526.T>は上値追い。アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>も堅調。パンチ工業<6165.T>が大幅高、ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615.T>、エコナックホールディングス<3521.T>なども買われた。
出所：MINKABU PRESS
