滝沢秀明「TOBE」新会社名に隠された「ジャニーイズムと反ジャニーズ」の不気味

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 自身のツイッターの生配信でエンターテインメント会社「TOBE」の設立を発表した、タッキーこと滝沢秀明氏。

 滝沢氏は昨年10月にジャニーズ事務所副社長を辞任し、事務所も退所。その後の動向が注視されていたが、「TOBE」の立ち上げでアーティストのプロデュースを手掛けるとしており、いよいよ再始動となる。

 会社設立を発表した3月21日は「一粒万倍日」「天赦日」「寅の日」といった開運日が重なる最強開運日。そんなところからも、滝沢氏が「ジャニーイズム」を継承していることがよくわかると、ジャニーズ事情を知る女性誌記者が言う。

「ジャニーズはこうした開運日にはこだわっていて、例えば21年11月12日の『なにわ男子』デビュー日は大安で天赦日、20年1月22日の『SixTONES』と『Snow Man』のデビュー日も天赦日プラス、一粒万倍日でしたからね」

 さらに「TOBE」の社名にも、その影響は現れているという。

「『to be』自体に将来の理想形という意味がありますが、加えて『タッキー&翼』のファーストシングル『To be、To be、Ten made To be』から取っているとも言われ、これはローマ字読みすると『飛べ飛べ天まで飛べ』となる言葉遊びも含んでいます」(前出・女性誌記者)

 ジャニーズには同様の言葉遊びが多い5月発売のSnow Manの新アルバム「i DO ME」は「挑め」と読めるし、昨年にジャニーズWESTが行ったドームツアー名は「TO BE KANSAI COLOR─翔べ関西から─」だ。

「ただ気になるのは、これがジャニーズへのリスペクトを込めた継承なのか、ジャニーズに取って代わる組織を意識してのものなのか、という点です」(音楽業界関係者)

 ジャニーズ事務所を退所した「辞めジャニ」の合流も囁かれる「TOBE」。滝沢氏の頭には、どんな「to be」が描かれているのか。

(鈴木十朗)