ものを減らしてすっきりしたい、でも捨てられない…。それなら、捨てずに手放せば解決！　大人気のフリマアプリでいらないものを上手に手放すコツをご紹介します。

メルカリで出品にトライ！わかりやすく解説します

フリマアプリ最大手のメルカリは、操作しやすく、取引のスピード感もいいので、初心者におすすめ。手順を押さえて、ぜひトライしてみて！

＜たとえば…秋物のニットを出品＞

ジャストシーズンのアイテムを選ぶのがコツ。薄手のニットトップスは、サイズ感がわかりやすく、比較的撮影しやすい。

●STEP1：まずは登録　

スマホでメルカリのアプリをダウンロードし、会員登録をします。メールアドレス、Facebook、Googleからアカウントを選択し、メールアドレス、パスワード、ニックネームなどを入力。携帯番号のSMS（ショートメッセージ）を利用して本人確認の認証をすませたら、登録完了。また、売上金を現金で受け取るためには、銀行口座の登録も必要です。

【必要なもの】

・メールアドレス
・電話番号
・銀行口座

●STEP 2：撮影する

たくさんの商品の中から見つけてもらうために、重要なのが写真。写真が売れ行きを左右するといっても過言ではありません。とはいえ、加工して過度に盛ったり、いい部分だけをアピールするのは禁物。

（1）全体像　（2）汚れやダメージの詳細　（3）ブランドがわかるロゴやタグ、刺しゅうなどのアップ　（4）後ろ側や斜めなど、いろいろなアングル。

この4点を基本に、形や色み、質感、サイズ感をできるだけ忠実に伝えましょう。

＜ここが撮影のポイント！＞

・自然光

日中に自然光が当たる室内で、無地や木目などシンプルな床に平置きでOK。逆光にならないよう注意して。

・汚れやダメージ

シミ、ほつれや傷などのダメージは、写真と説明が必須。伸びやすい袖口、汚れやすい首回り、裾などのアップも撮っておくと親切。

・ロゴやタグ

ブランドロゴや刺しゅうはアップでわかりやすく。 

素材や手入れ法がわかる洗濯タグなども撮影しましょう。

・さまざまな角度で撮影

写真は10枚まで登録可能。正面だけでなく、後ろ側や斜め、特徴のあるデザインや柄のアップなど、いろいろなアングルで撮りましょう。

●STEP3：販売価格を決める

販売価格には、メルカリの手数料10％、送料、梱包にかかる費用などが含まれ、純利益はそれらを差し引いた金額。同様の商品がいくらで売れたかをチェックし、損にならないように価格を決めて。あくまでも中古品なので、購入金額にこだわらないのが基本。値引き交渉をされることを想定し、1割程度を上乗せしても。

●STEP4：説明文を入力

メーカー名、サイズ、素材、色、使用期間などを記入。少しでも汚れやダメージがある場合は、必ず書きましょう。「重ね着しても、もたつかない」「身長160cmで腰が隠れるくらい」など、イメージしやすい着用感を書くと伝わりやすくなります。

●STEP5：梱包・発送する

梱包サイズによって送料が変わるので、できるだけコンパクトにしつつ、事故防止の配慮も必要です。衣類は水濡れなどを防ぐためにビニール袋に入れてから、専用箱や封筒へ。発送方法はいろいろ選べますが、「メルカリ便」がおすすめ。匿名配送で全国一律料金、補償つきなので、省コストなうえに、万一の場合にも安心です。

 

＜出品画面イメージ＞

 

＜配送は2種類のメルカリ便がおすすめ＞

メルカリには、ヤマト運輸と提携している「らくらくメルカリ便」、日本郵便と提携している「ゆうゆうメルカリ便」があり、全国一律の送料で、安く設定されています。また、あて名書き不要で匿名発送ができ、追跡システムがあるので初心者にも安心。

●STEP6：評価して完了！

購入者に商品が届いて受け取り評価されたら、こちらからも評価をして取引が完了すると、売上金が入ります。銀行口座への現金振り込みか（申請と1回200円の手数料が必要）、スマホ決済「メルペイ」と連携すれば電子マネーでの自動入金も可能。都合に合わせて選択を。

『これからの暮らしvol.3』では今回紹介した以外に、暮らしの達人のみなさんの「持ちすぎない暮らし」や、50代からのユニクロおしゃれ術、老後のお金の不安解消Q＆A、腸活レシピ、B-life Marikoさんの「1日1分寝落ちヨガ」など50代以上の暮らしに沿った情報が満載。