カフェっぽいキッチンに憧れている人は多いのでは。ディスプレーのようなオープンの収納棚に、台所道具が見栄えよく並んでいたら、家事のモチベーションもアップするというものです。10年前に65�屬涼羝泥泪鵐轡腑鵑鮃愼�し、リノベーションした日刊住まいライターが自宅のキッチンを紹介。ごちゃごちゃして見えない「見せる収納」の工夫も語ります。

約65�屬涼羝泥泪鵐轡腑鵑鮃愼�しフルリノベーション

筆者は夫婦2人、子ども3人（長女16歳、長男11歳、二男6歳）の5人家族。10年前に約65�屬涼羝泥泪鵐轡腑鵑鮃愼�し、フルリノベーションを行いました。

新築マンションの内装は、画一的であまり好みでなかった筆者。中古マンションのフルリノベーションなら、限られた予算内で、自由な間取りや好みのインテリアが手に入る、そう思ったのがきっかけでした。

リノベーションするにあたり、おしゃれなリノベーション事例が掲載されている雑誌を読みあさりました。そして「これだ！」と思ったのは、オープンな棚にざっくりと収納した「見せる収納」。カフェっぽい雰囲気もすてきだなと思い、わが家のリノベーションでも取り入れることにしたのです。

 

キッチンは無骨でカフェっぽい雰囲気に！

わが家は全体的に、コンクリートむき出しの無骨な内装を採用。家全体のインダストリアルなテイストに合わせて、キッチンにもシンプルな収納棚やナイフラック、アイアンバーなどをチョイスしました。

 

棚に置いたり、かけたりするアイテムは、カフェっぽい雰囲気をイメージして選びました。

 

容器をそろえて統一感を。収納棚には調味料や小物がずらり

こちらは、シンク上のオープン棚。ここに調味料や小物、食洗器用の洗剤などを収納しています。

見せる収納は、棚に並んでいるものが全部目に入るため、どうしてもごちゃごちゃしがち。少しでもスッキリみえるように、使う容器に統一感を持たせました。

 

100均のプチプラ保存容器も活用し、あまり予算をかけずに、入れるものに合うサイズの容器をそろえました。

 

まな板はアイアンバーにつり下げ収納

まな板類はアイアンバーにつり下げ収納。サイズ感の異なるまな板を並べてつるすことで、おしゃれ感がアップした気がします。

包丁はナイフラックに並べてくっつけ収納

包丁は作業台の壁面に取りつけたナイフラックにくっつけて収納。包丁のほかに、キッチンバサミやピーラー、ワインオープナーなども並べて収納しています。できるだけシンプルで色味の少ないアイテムを選び、ナイフラックとの統一感も意識しました。

食材を切るときは、作業台の目の前にあるナイフラックからサッと取れて便利です。

 

フライパンや小鍋はつり下げて収納！よく使う調味料はコンロ回りに

よく使うフライパンや小鍋はコンロの前につり下げて収納しています。つり下げ用のフックはあえてデザインの異なるものを選び、ランダムに配置しました。

また、調理中に使うレードルやターナーなどは、「壁面のラック＋S字フック」でつり下げ収納。こちらもできるだけシンプルなアイテムをチョイスしています。

 

コンロの左側にあるのは、業務用の食器棚です。キッチンのインテリアに合わせて、あえて業務用のものをセレクト。よりカフェっぽい空間になったと思います。

ステンレス製なのでマグネットタイプの棚をくっつけて、頻繁に使う塩やコショウなどの調味料を収納しています。

 

こまめな掃除が必要なことはちょっと後悔

見せる収納で手に入った、自分好みのキッチン。ただ、ちょっとした後悔したことも。

見せる収納のネックといえば、ホコリや汚れがたまりやすく、こまめな掃除が必要なこと。また、暮らしていくなかでものも増えていくため、収納方法を見直す必要もあります。

ズボラな筆者にとっては、正直面倒に思えてしまうのです…。しかし、それを差し引いてもわが家らしいキッチンになり満足しています。