“受け身の恋愛”は損ばかり…しあわせになるための4つの考え方
好きな人ができても自分から積極的にアプローチできず、相手が近づいてくれるのを待ってしまう。また、恋人がいても自分からデートに誘わずいつも「誘われ待ち」で過ごしてしまう。
両思いっぽいのに…。あなたとの関係を進展させない“男性の本音”って?
恋愛のこんな「受け身」は、最初こそ気を使ってもらえても徐々に相手の好意は冷めていき、最後は縁が切れてしまうのもよくあること。
受け身な性格を変えるためには何を実践していけば良いか、お伝えします。
「受け取る側」になりたがる心理
男女関係なく、好きな人がいれば一緒に楽しい時間を過ごしたいと思うのは当たり前ですが、「そのための行動」を自分で起こすのは勇気が要りますよね。
「LINEでデートに誘いたいけど、断られたらどうしよう」「迷惑と思われたくない」「相手の出方を見てから決めよう」など、やらない理由はいくらでも出てきます。
動けないのは恥をかきたくないから。「がっついている」「必死になっている」と自分の価値が相手のなかで下がるのをおそれる気持ちがあります。
相手といい雰囲気になると、「こちらのことが好きなら声をかけてくるはず」と相手が動くのを期待する人も多いですが、もし相手も同じように思って待っていれば、関係はいつまでも進みません。
恥をかくより「相手を動かしたい」「自分は受け取る側でいたい」のが受け身な人の本音。
行動しないのであれば傷つく可能性は減るかもしれませんが、その代わり好きな人に自分の存在を印象づける機会は少なく、能動的でないことが交際を諦められる原因になることもあります。
受け身でいることは、相手に自分が動かないぶんの負担をかけるのと同じ。
恋愛は一対一の対等なつながりであり、自分の好意を伝えていくのは恥ではなく「あなたと良い関係を築きたい」という前向きなサインです。
幸せな恋愛では、「受け取る」の前に「与える姿勢」が欠かせません。
「受け身な人」の恋愛の実態
恋愛で積極的にアプローチができず、恋人ができても関係を深めていくのを相手任せにする人は多いですが、筆者が知る限り長い交際は叶っておらず、いずれ相手から去られるケースがほとんどです。
受け身な恋愛をやめられない人のなかには、「相手に合わせるのが愛情」「自分の意見より相手の意思を尊重したい」と自分の在り方を謙虚だと思っている人も多いですが、逆の立場になったとき、いつも自分から誘わないと会えない人、食事に行くお店もデートのプランも全部こちらに丸投げしてくる恋人と、楽しく過ごせるでしょうか。
そう質問するとたいていは黙ってしまいますが、受け身でいることを謙虚さにしたいのは自分の都合であり、他人の受け止め方は違うこともある、と理解することが重要です。
ふたりで話し合ってデートの内容を決めたい、食事に行くお店を自分がいつも決めるのではなく相手からも提案してほしいなど、好きな人だからこそ積極的に自分と関わろうとする姿を見たいと思う人も大勢います。
関係のリードをこちら任せにされると、自分ばかりが「与える側」になり受け取る側には立てず、寂しさも欲求不満も募ります。
愛情や好意をお互いに伝えあうことで信頼は育ち、「この人でなければ」の思いも強くなっていくもの。
受け身でいることは大きな損をみずから生んでいるともいえますが、そんな自分を変えたいと思ったとき、どんなことを意識すれば良いのでしょうか。
恋愛の「受け身」をやめたいと思ったときに意識したいこと
1: 相手の状態を勝手に決めない
受け身な人によくあるのが、「自分なんかが誘っても迷惑だろう」「困らせたくない」など相手の気持ちを勝手に決めてしまうことです。
行動を起こしていないのなら相手がどう思っているかなど確実なことはわからないのに、動かない理由を相手にするのは自信がないから。
傷つきたくない、後悔したくない気持ちが強く、「苦しむくらいならこのままでいい」と長い期間片思いを続ける人もいます。
「絶対にOKをもらえること」でないと誘えない人も多く、断られると悲しいのは確かにそうですが、どちらかが一歩を踏み出さない限りは仲が進展することはないのが現実です。
相手の状態をあらかじめ予想するのであれば、「LINEを送ってもプレッシャーにならない時間帯はいつか」「相手が返しやすいメッセージはどんな内容か」など、尊重が伝わるやり方を考えるのが正解。
何も確認していないのに「迷惑に思うはずだ」など相手の気持ちを決めつけてしまうことは、みずから幸せを遠ざけているのと同じと思いましょう。
2: 「お互いさま」と思う
好きな人の前で恥をかきたくない、ダサい自分を見せたくないと思うのは誰もが同じです。
それでも、相手のことが本当に好きだから勇気を出して声をかけるわけで、傷つきたくないのも後悔したくないのも「お互いさま」といえます。
受け身な人のなかには「こんな自分を笑われたくない」と思っている場合もありますが、相手も同じであれば、先に声をかけることで相手の心を開くきっかけを作れます。
自分が「与える側」になるのは勇気が必須、それがわかるからこそ連絡をもらえたら感謝しますよね。
そして、「次は自分が」とみずからも与える側に立とうとするのが幸せな恋愛であり、ふたりの気持ちを伝えあうことが当たり前になれば、絆は深くなる一方です。
誠意のある人なら、がんばって行動を起こしたことを正しく受け止めてくれるはず。
からかったりまともに受け取らなかったりするような人であれば、この時点で「さっさとやめるべき」というのもわかります。
行動を起こした結果どうなるか、がわからないから受け身になってしまいますが、みずから動く勇気は自分にとって自信を育てる一つの手段でもあります。
3: 「こうするはず」の思い込みを捨てる
受け身な人は「向こうも好きなら声をかけてくれるだろう」「誘ってくれるはず」と相手に期待することが多いですが、一方的な理想を作るのは自分から行動を起こせないストレスの結果ともいえます。
「誘ってくるかこないかで自分への気持ちがわかる」と考える人もいて、相手が振り向くのをじいっと待つ人もいますが、逆の立場になったとき、アプローチをしてこない人をわざわざ自分からデートに誘うでしょうか。
気持ちを勝手に決めつけることと同じで、「好きならこうするはず」と思いこむのは相手のことを実はよく見ていない証拠。
自分の期待や理想ではなく相手そのものの在り方を見ようとしないから、いつも落胆がつきまとい、自信を奪っていきます。
「こうするはず」は自分だけの気持ちであって、相手にも同じく恋愛の価値観があり、手段や方法が自分とは違っているだけ、も本当によくあることです。
思い込みにとらわれると、「自分の理想と違う」というだけで相手を拒否することにもなり、もったいないですよね。
相手には相手の考え方があると思い、「こうするはず」よりそこを知ろうとする姿勢も、相手にとっては信頼につながります。
4: 「伝えないと伝わらない」のが気持ち
よく「言葉より行動を見るべき」といいますが、受け身な人の場合はその行動が見られないため、相手には「何を考えているのかわからない」と感じられるときがあります。
逆にいえば、言葉でどれだけ誘ってほしい気持ちを伝えても、相手が誘いたくなるような自分を見せていないのであれば、なかなか叶いません。
受け身な人は、自分の気持ちを知られることが怖いという気持ちからその気がない素振りも見せるため、相手にとっては「誘いたいけれど不安」になるのが現実です。
自分も相手の気持ちがわからないと不安になるのと同じく、相手にも伝えないと伝わらないと思いましょう。
普段からLINEや電話などでコミュニケーションを取っていれば、お互いについて「声をかけても大丈夫」と思える信頼が育つはず。
いきなり大きな行動に出るのは大変ですが、まずは朝の挨拶から始める、共通の話題を見つけて連絡してみるなど、小さなことでも好意を伝えていく姿が相手の恋心を刺激します。
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受け身でいることは、受け取るだけなので傷つくことも少なく気楽ではありますが、その一方で相手の負担を無視していることになり、居心地のいい関係を築くのは難しいのを見ます。
誠意のある人ほど対等なつながりを求めるのは、愛情を与え合う姿勢が幸せな恋愛だと考えているからです。
受け身をやめたいと思ったら、まずは自分の気持ちに胸を張ることを意識したいですね。
