『気づかいルーシー』2022年 舞台写真

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2022年、東京芸術劇場シアターイーストでの再再演を予定していた『気づかいルーシー』が、U-NEXTにて、期間限定での配信が決定した。

松尾スズキの原作絵本を、岸田國士戯曲賞受賞のノゾエ征爾(劇団はえぎわ主宰)が舞台化し、こどももおとなも楽しめるオリジナル音楽劇として、2015年初演、17年再演、と好評を得てきた「気づかいルーシー」。2022年8月から 9月にかけて、東京芸術劇場シアターイーストでの再再演、ほか全国 6 館での上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、東京芸術劇場での全公演が中止となった。

今回、ツアー先の上演で、たくさんの人に好評だった本作を、期間限定でU-NEXT で配信。さらに、対応デバイスを持っている人は、立体音響「Dolby AtmosⓇ(ドルビーアトモス)」Mix を用いた特別バージョンでも楽しめる。

『気づかいルーシー』2022年 舞台写真 撮影:田中亜紀

『気づかいルーシー』2022年 舞台写真 撮影:田中亜紀

『気づかいルーシー』2022年 舞台写真 撮影:田中亜紀

【あらすじ】
とある村で、おじいさんと暮らす女の子ルーシー。
ある日、おじいさんが馬から落ちて死んでしまうが、ルーシーを悲しませまいと気づかった馬は、その皮をはいで自らかぶり、おじいさんになりすます。ルーシーはそのことに気づいていたが、馬の努力を気づかい、知らないふりをする。

一方、本当は生きていたおじいさんは、皮をはがれた中身だけになってルーシーを見守っている。やがて、大きくなったルーシーは、王子さまと恋に落ちるが、王子は余命3ケ月。そこで、おじいさんの中身はルーシーを気づかい、王子のペイントをしてルーシーの前に現れる。

そして、ついに結婚、というその時、おじいさんの皮をかぶった馬が登場して、待ったをかける。しかしその時、予期せぬ事実が発覚し…。