アメリカ発祥の世界最大規模の少年硬式野球リーグ「ポニーベースボール」の女子野球世界大会がこの夏、小山市と栃木市を舞台に初めて開催されるのを前に２日、リーグの代表者らが会場となる２つの市を訪れました。

　小山市には、リーグ運営団体のエイブラハム・キー会長や日本ポニーベースボール協会の理事長で元プロ野球選手の広澤克実さんなど４人が訪れ、浅野正富市長（小山市）に大会の概要を説明しました。ポニーリーグの女子野球世界大会は、小山市と栃木市の５球場を舞台に２０２３年７月３１日から８月４日まで行われる予定で、民間レベルで開催されるのは初めてだということです。アメリカ以外の国で行われるのも初めてで、広澤さんが小山高校出身だったことも縁で小山市が会場になりました。

　団体には世界５０カ国の５０万人が選手登録していて、日本の女子選手は６０人ほどいます。大会は中学生を中心とした１５歳以下の部と社会人を中心とした１６歳以上の部に分かれ、現在までに８つの国と地域から１４チームが出場することが決まっています。

　浅野市長は「参加した世界各国の子どもたちの大切な思い出になることを心から願い、全力でサポートする」と歓迎しました。