中学生が日頃抱えている思いや考えを発表する今年度の「少年の主張」全国大会で３位に相当する「国立青少年教育振興機構理事長賞」に輝いた大田原市の中学生・阿久津結花さんに賞状が贈られました。

　「少年の主張」全国大会で「国立青少年教育振興機構理事長賞」を受賞したのは、大田原市の親園中学校３年の阿久津結花さんです。「少年の主張」の県大会を主催する栃木県青少年育成県民会議会長の福田富一知事から賞状が手渡されました。

　阿久津さんが受賞した「国立青少年教育振興機構理事長賞」は内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞と併せて三賞のうちの一つで栃木県からの受賞は７回目です。結花さんの作品の題名は「私が育てる『結』」です。お父さんの政英さんなどから農業の技術を教わって米づくりに取り組み、その体験の中で一歩踏み出すことの大切さを学んだといいます。

　福田知事は「作ったものを多くの人に食べてもらいたいという大きな夢に向かって努力してください」と激励しました。

　阿久津さんは２月４日に県総合文化センターで行われる「心豊かな青少年を育む県民のつどい」で受賞した作品を発表します。