『NCIS: LA 〜極秘潜入捜査班〜』シーズン14にて打ち切り
2009年の放送開始以来、人気を集めてきた米CBSの『NCIS: LA 〜極秘潜入捜査班〜』がシーズン14で終了することが決定したとDeadlineが伝えている。
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最終話は今年の5月に放送予定
CBSの中でも、最も長く続いてきた大人気シリーズの一つ『NCIS: LA 〜極秘潜入捜査班〜』がシーズン14をもって終了する。昨年10月から放送中のシーズン14は全20話構成で、最終話は5月14日に解禁予定。作品の累計エピソード数は322話に到達する。
クリス・オドネル（『バーティカル・リミット』）とLL・クール・J（『ヒップホップ・エボリューション』）を主人公に据え、『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』の初のスピンオフとして2009年に誕生した本作は、ゴールデンタイムのフィクションドラマの中でCBS史上5番目に最も長く続いた記録をもつ、ロングランヒットシリーズ。『ガンスモーク』や『名犬ラッシー』、『CSI： 科学捜査班』や『クリミナル・マインド FBI行動分析課』に続く偉業を成し遂げたと言える。
さらに本作の特筆すべき点は、主演二人が揃って最後まで出演し続けたということ。ロングランすればするほどキャストの離脱は増えることも多いが、『NCIS：LA』ではクリスとLL・クール・Jコンビが最後まで活躍し続け、300話超えを達成した。
終了の理由とは？
情報筋によると、すでにこの決定はキャストたちに知らされているとのこと。ファンにとって残念であることは間違いないが、CBSが予算の削減を積極的に行っていることなどを考えると、LA市内で行われるロケが目玉の一つである本作がこのタイミングで終了を迎えることは、予想できたことかもしれない。
しかし先日NCIS史上初となる『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』『NCIS: LA 〜極秘潜入捜査班〜』『NCIS:ハワイ』3作品の大型クロスオーバーが実現したばかり。夢のような豪華コラボは700万人以上のファンに視聴され、スマッシュヒットを記録していた。
LL・クール・Jは自身のInstagramで「このNCISクロスオーバーは大成功！世界中の数百万のファンのみんなありがとう。数年で最高の結果だった。シーズン14を終えた今こそ『NCIS:LA』を終わらせる絶好の機会。CBSとの実りあるパートナーシップが続くことを楽しみにしている。」というキャプションと共にクロスオーバー舞台裏の写真を投稿。その中で、自身が創設した音楽レーベル「Rock The Bells」に絡んだ企画が進行していることを明かし、近々ある報告を楽しみにしてほしいと明かしている。
製作総指揮のR・スコット・ゲミルは「クルーたちは家族のような存在になり、一生懸命仕事をして、身を捧げてくれたおかげで、年々成功を収め続けることができました。情熱的な演技でキャラクターに息を吹き込んでくれたキャストたちにも深く感謝したいです。その才能、プロ意識、そして絶えることのない熱意をありがとう。さらに、キャラクターを愛し、彼らの旅を追い続けてくれた忠実なファンのみなさんもありがとうございます。愛すべきキャラクターに正義をもたらし、満足できるような終わりをみなさんにお届けすることを楽しみにしています」と声明で述べている。
『NCIS: LA 〜極秘潜入捜査班〜』シーズン1〜13はHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）
