２１日午後、栃木県壬生町の民家で火事があり、焼け跡から１人の遺体が見つかりました。この家に住む７０代の男性と連絡が取れなくなっていて、警察が身元の確認を急いでいます。

　２１日午後１時半ごろ、壬生町北小林の２階建ての住宅から火が出ているのを近所の人が見つけ消防に通報しました。火は２時間半後に消し止められましたが住宅は全焼し、焼け跡から１人の遺体が見つかりました。栃木警察署によりますと、この家には７０代の夫婦と４０代の長男夫婦の４人が住んでいましたが、７０代の男性と連絡が取れていないということです。７０代の妻は家の近くにあるビニールハウスに、また長男夫婦は外出中でした。

　２１日午後１時の宇都宮の湿度は２７％と空気が乾燥した状態で、栃木県内には乾燥注意報が出されていました。警察は遺体の身元の確認を急ぐとともに消防と火事の原因を調べることにしています。