日光市のゴルフ場跡地で２０２２年１月、切断された遺体が見つかった事件から１年となった１９日、栃木県警は被害者特定につなげるため似顔絵や特徴が載ったチラシを公開しました。

　事件は２０２２年１月１９日、日光市長畑のゴルフ場跡地でスーツケースやスポーツバッグの中から切断された胴体や頭部、両腕などが見つかり発覚しました。県警は死体遺棄事件として今市警察署に捜査本部を設置し、１年間で延べ約２万人を動員しました。

　県警によりますと、被害者は４０歳から７０歳くらいの男性で血液型はＡ型です。２人分のＤＮＡ型が検出されたことから骨髄移植を受けた可能性があり、日本を含む東アジア出身とみられます。

　県警にはこれまで２１件の情報提供がありましたが、被害者の特定には結びつきませんでした。情報提供は今市警察署、電話０２８８（２３）０１１０です。