脂が少なく歯ごたえのある「愛媛あかね和牛」、食文化の運営するグルメECサイトでの取り扱いを開始

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 食文化は2022年12月から、愛媛で生まれ特産品の柑橘で育つ黒毛和牛「愛媛あかね和牛」の取り扱いを、同社の展開するグルメ生鮮食品のECサイト「うまいもんドットコム」「豊洲市場ドットコム」にて開始している。

●みかんの搾り粕や亜麻仁油を与えて旨味成分がアップ



 「愛媛あかね和牛」は、A5等級の霜降り牛肉を目指すのではなく、時代にあった赤身重視の和牛で、黒毛和種のおもな系統である

・但馬牛のルーツで兵庫の「田尻」を祖先とする系統

・鳥取の「気高(けたか)」を祖先とする系統

・岡山の「第6藤良」を祖先とする系統

 ――のうち、体格が大きく見た目のインパクトの割に性格が温厚な優良系統である「気高」に注目し、特産品のみかんの搾り粕や亜麻仁油を与えて健康的に育てることで、旨味成分が上昇し、脂肪量を抑えた赤身重視の肉質を作り出すことに成功した。

 脂が少ないため適度に歯ごたえがあり、肉を食べている喜びを感じられるのが特徴で、とりわけモモ肉のような赤身主体の部位では、ブロックでもスライスでも赤身の旨さが際立っている。

 同社の展開する「うまいもんドットコム」と「豊洲市場ドットコム」では現在、「愛媛フェア」を実施しており、流通量が少なく地元以外ではまず手に入らない「愛媛あかね和牛」を6800円で購入できる。