交通事故の場面を再現して交通安全を学ぶスケアード・ストレイト方式の教室が2日、壬生町の中学校で開かれました。

交通安全教室は、栃木地区の交通安全協会が栃木警察署などと協力して開いたもので、壬生中学校の全校生徒とその祖父母などが参加しました。

壬生中学校では、ほとんどの生徒が自転車で通学していて、スタントでは見通しの悪い交差点や路肩に停車している車のドアが開き自転車が衝突する事故などを再現しました。

壬生町内では、けがを伴う交通事故が増加していて、今年(2022年)は死亡事故も2件発生しています。

車の交通量が増える年末を迎えるにあたり、教室では交通事故の被害者だけではなく加害者にもならないようにするため、交通安全への意識を高めることが必要だと呼びかけられました。