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日弁連の人権擁護大会が9月30日、北海道旭川市の市民文化会館で開かれ、小林元治会長が冒頭あいさつで旧統一教会問題に言及し、「信教の自由という憲法上の点にも留意しながら、向き合っていく」と述べた。また、必要があれば制度改革に向けて提案をする考えも示した。

現在、法務省が中心となっている省庁連絡会議の相談ダイヤルには9月28日までに2251件、日弁連にも397件(9月29日まで)が寄せられ、想定よりも相当多いと説明。「法律問題を含む深刻な被害が現在もある」とし、全国の弁護士会や大会に出席した会員に向けて「特別なご理解をいただきたい」と呼びかけた。日弁連は消費者庁の霊感商法等の対策検討会にも芳野直子副会長を派遣している。