大きな拍手に迎えられて行われたアンコールは、韓国での最新曲である「DICE」からスタート。韓国での活動の際に着用していたトップスの前面に大きな“ダイス”がプリントされたピンク色の衣装でパフォーマンス。そこからつなげてSHINeeの楽曲のメドレーに突入し、激しいダンス曲を踊り続ける。

メドレーのパフォーマンスを終えると、「SHINeeの曲は激しいです。メンバーがいないからもっとしんどいです(笑)」とコメント。だがすぐに「(メンバー)みんなが集まって、新しい公演ができる時は大丈夫だと思います」とフォローした。

また、アンコール4曲目には、9月9日にデジタル配信されたばかりの「Dance Whole Day」も披露。「2週間前にレコーディングしたばかり」と本当に急きょ制作されたことも明かしつつ、ライブでファンの皆さんと一緒に盛り上りたいという想いを込めた楽曲だけにトロッコに乗って客席を巡りながら歌った。ダンサブルでノリの良い曲に、思い悩まずに“空に舞え”と、聴く人の心を軽くしてくれるような歌詞、それを歌うオンユの柔らかな笑顔が印象に残った。

「いつかこの曲を皆さんと一緒に歌いたい」と、まだ声を上げることができない昨今の状況に残念な気持ちも表しつつ、「次の曲が今日の本当の最後の曲です。まるで皆さんみたい」と「キラキラ」(小田和正)を歌唱。時に観客に手を振りながら“目の前の君を抱きしめていたい”という歌詞では、目の前にいる観客を見つめながら歌うなど、感情のこもった歌を届けてくれた。

最後の挨拶では「また会える日まで健康で幸せにしていてください」とメッセージを送ったオンユ。ステージの去り際には耳にはめていたイヤモニを外して、観客からの大きな拍手を直に感じながら笑顔でツアーの最後を飾った。

■公演概要
「ONEW Japan 1st Concert Tour 2022 〜Life goes on〜 Special Edition」
日程:9月10日(土)、9月11日(日)
会場:東京・国立代々木競技場 第一体育館

「ONEW Japan 1st Concert Tour 2022 〜Life goes on〜 Special Edition」セットリスト
1. 夜明けの世界
2. On the way
3. Life is…
4. Lighthouse
5. In the whale
6. Love Phobia
7. Beauty
8. Sign
9. Timepiece
10. 鱗(うろこ)(秦 基博カバー)
11. やさしいキスをして(DREAMS COME TRUEカバー)
12. Everything(MISIAカバー)
13. Sunshine
14. Life goes on

[ENCORE]
EN1. DICE
EN2. SHINeeメドレー(D×D×D〜Get the treasure〜君のせいで)
EN3. 遅く起きた朝に
EN5. Dance Whole Day
EN6. キラキラ(小田和正カバー)

■関連リンク
SHINee日本公式サイト:https://shinee.jp/