深夜に保守・反日団体が衝突 ソウルの少女像前で約4時間
![騒然とする少女像周辺=12日、ソウル(聯合ニュース)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/f/e/fea3c_1607_246c9bdf_f2252eda-m.jpg)
保守団体「新自由連帯」のメンバーらはこの日午後10時ごろ、慰安婦被害者支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の解散などを求める集会を少女像のそばで開いた。この際に少女像をガードしていた革新系団体の「反日行動」ともみ合いになり、辺りは騒然となった。
警察はもみ合いを防ぐため両団体の間に規制線を張って引き離したが、両団体は互いにスピーカーのボリュームを上げて激しい言葉の応酬を繰り広げた。騒ぎを聞きつけ、保守系、革新系のユーチューバーたちも現場に駆け付けた。騒音が収まらず、付近の宿泊施設に泊まっていた客が出てきて苦情を訴える姿もみられた。
双方のにらみ合いは、新自由連帯が12日午前2時過ぎにその場を立ち去ったことで終わりを告げた。
ソウル鍾路警察署は、両団体とも集会および示威に関する法律違反の疑いがあるとみて、関係者らを後日取り調べる予定にしている。