暑い日の「ひとつ結び」が簡単におしゃれに。50代、大人のヘアアクセ使い3選
蒸し暑い夏は、髪をまとめるとラクですが、どうしてもひとつ結びは手抜きに見えがち…。「アクセを使うと簡単にひとつ結びがおしゃれになりますよ!」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。50代の読者をモデルに、ひとつ結びがおしゃれ見えする、大人のヘアアクセ使いを教えてもらいました。
「ひとつ結び」はヘアアクセをプラスするだけでおしゃれに!
さとゆみ:突然暑くなってきましたね。
八木ちゃん:今年は猛暑らしいですよね。
さとゆみ:そんな暑い夏はひとつ結びが大活躍すると思うのですが、ひとつ結びって、ただそのままだと手抜き感が出てしまう気がして躊躇するんですよね。
八木ちゃん:そうなんですよね。なので、今日はひとつ結びにプラスオンするだけで、一気におしゃれに見えるアクセ使いを紹介します。
●まずはひとつ結びの基本をおさらい
八木ちゃん:その前に、この連載でも何度もお伝えしてきているひとつ結び最大の極意をまずおさらいしましょう。
さとゆみ:後頭部のボリュームですね!
八木ちゃん:そうです。髪を結んだあとに、後頭部を指で引き出すようにしてください。
さとゆみ:ほんの少しの手間ですが、これだけで、横顔も後ろ姿も美しくなりますよね。
八木ちゃん:この後頭部を引き出すテクニックは、どんなアクセを使う時にもやってくださいね。
●1:ひっかけクリップでひとつ結びを簡単アップデート
さとゆみ:では、ひとつ結びがおしゃれに見えるアクセづかいを教えてください。
八木ちゃん:髪を結んだあと、3秒でできるのが、ひっかけクリップのアクセをつけることです。
さとゆみ:最近、この形のアクセサリー、よく見ますよね。
八木ちゃん:このクリップになっている部分を、髪を結んだゴムの部分にひっかけるだけなので、一瞬でできます。
さとゆみ:私もよく使うのですが、お手軽なのがいいですよね。
八木ちゃん:数百円から売っていますので、色違いや雰囲気違いで持っていてもいいかもしれません。
●2:スカーフや大判ハンカチで印象的なひとつ結びに
八木ちゃん:次のおすすめはスカーフ使いです。小さめサイズのスカーフやハンカチなどを使って、ゴムの上から結ぶだけ。これもお手軽です。
さとゆみ:結び方によって結構印象が変わりますよね。
八木ちゃん:そうなんです。一度結ぶだけで端を垂らすと、カジュアルな印象になります。この場合は、スカーフを長方形に折り畳んで結んでいます。
さとゆみ:リボンにすると、華やかさが出ますね。
八木ちゃん:この場合は、スカーフを長方形に折りたたむと長さがたりないので、対角線上で三角になるように斜めに折ると、リボン結びしやすくなります。
さとゆみ:今回はスカーフでアレンジしましたが、大判のハンカチなどでもいいですね。柄によってもだいぶ印象が変わりそう。
八木ちゃん:最後に合わせ鏡で後ろ姿をチェックするといいですよ。ケータイで自撮りするモードにして、後ろ姿を鏡に映すと後ろ姿をチェックできます。
●3:バタフライクリップは、ロングヘアや髪の量が多い人にも!
八木ちゃん:最後にご紹介するのが、バタフライクリップです。
さとゆみ:下からパクっと合わせるタイプのクリップですね。
八木ちゃん:普通のクリップだと髪がまとまりきらない人や、ロングヘアの人などは、このバタフライクリップが使いやすいかもしれません。
八木ちゃん:このクリップひとつで髪をまとめようとすると崩れやすいので、ゴムで一度結んだ上から固定するのがコツです。
さとゆみ:私くらいのミディアムヘアだと量がたりなくてあまりうまくまとまらないのですが、ロングヘアの人などはこのクリップ、使いやすくていいですね。
八木ちゃん:今日ご紹介したアクセは、どれも簡単に使えるものばかりですので、シーンに合わせて使い分けながら、夏のおしゃれを楽しんでくださいね!