台湾産コーヒーのブランドイメージ向上へ 産業聯盟立ち上げ
同団体は同委の指導によって立ち上げられた。「Qグレーダー」と呼ばれるコーヒー鑑定士の資格を有する林哲豪さんが座長を務める。供給と需要のマッチングによる価格の安定化やコーヒー生産者の知識、技術面での訓練なども推進する。
林さんは、台湾における最高級コーヒー豆の消費量は世界的にも驚くべきものだと指摘。一方で、台湾でのコーヒーの生産コストは非常に高いため、聯盟を通じた鑑定の強化や品評会への参加のほか、産業とコーヒー農家のつながりを作ることによってこそ、高品質なコーヒーを生み出すチャンスがさらに生まれ、ひいては輸入豆に取って代わり、高品質コーヒー市場に参入できるようになるとの考えを示した。
現在台湾全土に530店舗余りを展開するコーヒーチェーン、ルイサコーヒー(路易莎)は今年、国産豆1200キロの調達を決めた。昨年、台南や阿里山のコーヒー農園の豆など740キロを調達し、1杯120元(約520円)で提供したところ、消費者から非常に良い反応が得られたという。黄銘賢董事長(会長)は、今後も調達量を増やしていく考えを明らかにした。
陳氏によれば、台湾でのコーヒー栽培面積は1000ヘクタール余り、生産量は年間900トン余りとなっている。同委の貿易統計によると、昨年台湾が輸入したコーヒーの量は約5万トンだった。
(楊淑閔/編集:名切千絵)
