DIY、プラモデル、機械いじり…。大人の工作室があるめちゃ楽しい家4事例
家づくりの楽しさのひとつに、欲しかった空間を実現できることがあります。こだわりのキッチン、リビングの吹き抜け、アウトドアリビング…。それもいいですが、建てるならもっとわがままに、欲しい場所をつくるのもあり。今回は、木工やプラモデルづくり、自転車のチューンアップなど、工作室みたいなワクワクするスペースを紹介します。これで、おうち時間が充実すること間違いなしです。

Case1.リビングと内窓でつながる!DIYに打ち込めるワークルーム
30代の夫婦と小学校に通うふたりの男の子が暮らす家です。「家族が集まり、毎日を楽しめる暮らしがしたい」という希望をカタチにしました。

玄関を入ると、LDKの大きな一室空間が広がります。リビングの吹き抜けには、2階のフリースペースとつながる小窓を設置。上下階で会話ができるようになっています。
家族が集まり、それぞれが好きなことをする。そんなテーマでつくられたLDKは、ワンルームの中にさまざまな居場所が。
そのLDKに隣接して、夫が長年の夢だったDIYを楽しむワークルームを配置。内窓でつながっているので、リビングで過ごす家族とほどよい距離感を生まれまています。

キッチンからLD越しに見たワークルーム。作業に集中しやすい空間ですが、孤独な作業ではありません。内窓の向こうには、LDKで過ごす家族の姿が見えるからです。
このワークルームは、玄関(写真左手)から納戸を介して、つながっています

こちらが家具などのDIYを楽しむためのつくった、ワークルームの内部。工具がきれいに収納されています。

休日には数時間もここで過ごすそうです。
設計:玉木直人(GA設計事務所) 撮影:中村風詩人
Case2.中古住宅を購入し、車庫を木工作業をする大人の工作室にリノベ

かつて水害があった地域のため、既存は道路面からかさ上げされた地上2階の建物と地下車庫という住宅。建主は、この中古住宅を購入し、地下車庫を念願だった木工作業をするアトリエにしました。

こちらが外観。アトリエ上部の2層の建物のずれたボリュームと、2階のバルコニーはそのまま生かしました。

1階のLDKと地下のアトリエは吹き抜けを介してつながっています。インテリアは、コンクリートやモルタルのグレー、木部のブラウン、アイアンのブラックと3色に絞り、シンプルにまとめました。

地下のアトリエから1階LDKへ続く階段を新設し、踏み板にはサイザル麻を使用。大きな作業台は建主が製作しました。まざに大人の工作室といった空間です。
設計:須藤剛(Tsudou Design Studio/須藤剛建築設計事務所) 撮影:中村風詩人
Case3.諦めないで!コンパクトなスペースにも、大人の工作室はつくれる

リビングに坪庭を眺める畳コーナーをつくり、季節ごとに姿を変える落葉樹を楽しんでいる、こちらのお宅にも大人の工作室があります。
この写真にも映っていますが、わかりますか?

それは、畳コーナーの隣にあます。この細長い、イスよりちょっと広い幅しかない部屋が、夫の書斎兼工作室です。
プラモデルをつくる趣味の部屋として使っていましたが、テレワークを始めてからは仕事場と兼用。パソコンのモニターにアームを取りつけ、限られたスペースを有効活用できるようDIYしました。

コンパクトな空間に、お気に入りのものが楽しげに並んでいます。
小さくても立派な大人の工作室です。
設計:井上 玄(GEN INOUE) 撮影:中村風詩人
Case4.狭いマンションでは、LDKの一画を趣味のスペースにする方法も

こちらは、専有面積約53?というコンパクトなマンションで、大人の工作室(スペース)をつくった例です。

住み慣れたエリアで53?の中古マンションを購入した建主は、リノベを決行。
リビングの一角に大人の工作室みたいな、ワークスペースをつくりました。ワークスペースの壁は有孔ボードで仕上げ、ギターをかける専用フックや、上部にはオープン棚も。

ワークスペースの壁には、よく使うものやお気に入りの雑貨などを飾りながら収納。その上部にはワイドスパンの棚を設置し、本や趣味の道具などを収めています。

夫婦共通の趣味は音楽。壁にはギターをかけるための専用フックを設置して、気分によってギターを気軽にチェンジしながら楽しんでいます。
「気分によって、好きなギターを飾れるのがいいですね。ここで作曲をしたり、プラモデルを組み立てたり、好きなことを満喫しています」と夫はワークスペースに大満足の様子です。
設計・施工:インテリックス空間設計 撮影:小川 聡
