これからの「ものづくり」を担う若者が技術を競う「技能五輪」など3つの全国大会で優秀な成績を収めた選手たちが25日、福田富一知事に結果を報告しました。

今年度行われた、全国の若者がものづくりなどの技術を競う技能五輪全国大会と障がいがある人が日ごろ培っている技能を披露する全国アビリンピック、技術を習得中の20歳以下が対象の若年者ものづくり競技大会の3つの大会で県内からは合わせて20人の選手が入賞しました。

このうち17人が宇都宮市の県公館で行われた報告会に出席し、結果を報告しました。

福田知事は「ものづくりのレベルの高さを全国に示すことができた。県として一人一人の技能技術をこれからも大切にしていきたい」と選手たちをねぎらいました。

大田原市の建設業ハシモの高久いなほさんは技能五輪のタイル張りに出場、床と壁を想定した下地に課題のデザインをタイルで仕上げる競技で金賞に輝きました。若年者ものづくり競技大会に出場した二宮拓務さんは基盤の組み立てとプログラミングを行う「電子回路組立て」で金賞を獲得しています。