若者世代の8割が「上司との飲み会」を敬遠 職場の飲み会を「気が進まないから断った」という人も6割

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酒造メーカーの沢の鶴は3月8日、「若者世代の『価値観』と『コミュニケーション』に関する調査」の結果を発表した。調査は1月に実施し、20歳〜39歳の男女1000人から回答を得た。

参加したい飲み会は「お金がかからない」「説教する人がいない」

コロナ禍で減ってしまった飲み会。「同世代との飲み会が好き」と回答した人は、「非常にそう思う」(12.1%)、「どちらかといえばそう思う」(32.4%)の計44.5%。

「先輩や上司との飲み会が好き」と回答した人は、「非常にそう思う」(6.0%)、「どちらかといえばそう思う」(15.4%)の計21.4%となった。8割は目上の人との飲み会を敬遠しているようだ。

また、有職者703人に職場の飲み会について聞いたところ、「プライベートを優先させるために断ったことがある」(61.0%)、「気が進まなかったために断ったことがある」(60.3%)という回答が6割以上になった。

プライベートの飲み会ではどのような飲み会に参加したいか聞くと、1位は「気配りをしなくてもいい」(44.4%)。2位以降は「自分のペースで飲める」(42.0%)、「あまりお金がかからない」(39.1%)、「落ち着いて飲める」(35.7%)、「説教する人がいない」(31.1%)となった。

有職者に、職場の飲み会ではどのような飲み会に参加したいか聞くと、最も多かったのは「あまりお金がかからない」(40.1%)。次いで「説教する人がいない」(39.4%)、「短時間で終わる」(36.7%)、「気配りをしなくてもいい」(35.1%)、「自分のペースで飲める」(31.3%)と続いた。