サムスンがロシア向け製品出荷を停止 スマホも家電も

韓国サムスンはロシア向けの自社製品の出荷停止を発表しました。これはスマートフォンから家電まですべての製品を含む、広域なものです。

ロシアによるウクライナへの侵攻により始まった、今回の戦争。ロシアへの制裁は国家間だけでなく民間企業にも広まっており、すでに米アップルは自社製品のロシアでの販売を停止しています。

ブルームバーグの報道によれば、今回のサムスンによる製品の販売停止はウクライナによる要望を受けてのものです。サムスンはデジタル機器だけでなく、キッチンのコンロから洗濯機までさまざまな家電製品を手掛けており、その販売停止はロシアに大きな影響を与えるはずです。

またカウンターポイントの調査によれば、ロシアにおけるサムスンのスマートフォンのシェアは2021年第4四半期(10月~12月)で30%と、アップルの13%を大きく上回っています。この両社のスマートフォンが販売されないことによる、ロシアのスマートフォン市場に対する打撃も大きなものとなるでしょう。

さらにサムスンはウクライナに対して人道支援として、100万ドル(約1億2000万円)相当の家電製品と600万ドル(約6億9000万円)の寄付を行うと表明しています。今後もさらなる国際協調による、平和を取り戻すための戦いが広がりそうです。

Source: Bloomberg