荻野極騎手騎乗のジャンダルムが勝利(撮影:下野雄規)

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 5日、中山競馬場で行われたオーシャンS(4歳上・GIII・芝1200m)は、好位でレースを進めた荻野極騎手騎乗の2番人気ジャンダルム(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が、ゴール前で抜け出し、後方から追い込んだ4番人気ナランフレグ(牡6、美浦・宗像義忠厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒9(良)。

 さらにアタマ差の3着に5番人気ビアンフェ(セ5、栗東・中竹和也厩舎)が入った。なお、3番人気ファストフォース(牡6、栗東・西村真幸厩舎)は9着、1番人気スマートクラージュ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は10着に終わった。

 勝ったジャンダルムは、父Kitten's Joy、母ビリーヴ、その父サンデーサイレンスという血統の米国産馬。17年11月のデイリー杯2歳S以来4年4か月ぶりとなる久々の重賞勝利を飾り、高松宮記念の優先出走権の優先出走権を獲得した。鞍上の荻野極騎手は60回目のJRA重賞騎乗で待望の初勝利。