クラブはヤマハ、ウェアはパーリーゲイツと契約を結んでいる(撮影:米山聡明)

写真拡大

1987年3月5日生まれのユン・チェヨン(韓国)が、きょうで35歳になった。2016年にQTを突破して国内女子ツアーに参戦すると、これまで4季連続で賞金シード入り。精度の高いショットが持ち味で、今季はツアー初優勝を目指す。
11歳でゴルフを始め、2005年にプロ転向。14年の韓国ツアー「済州サムダスマスターズ」でツアー初優勝を飾った。
国内女子ツアーは14年に出場した「ヤマハレディース」が初戦。2年後の16年にも同大会に出場し、3位タイでフィニッシュ。同年日本ツアーのQTに出場し、ファイナルで5位に入り、翌年の出場権をつかんだ。
17年は、序盤こそ日本ツアーに戸惑いがあったが、4月の「フジサンケイレディスクラシック」でシーズン初のトップ10に入ると、7月の「サマンサタバサレディース」、「センチュリー21レディス」で2週連続2位になるなどして、シード入りを果たした。
身長172cmで8頭身、モデル顔負けのスタイルで韓国での通称は“奇跡の8頭身美女”。初代KLPGA広報モデルに選ばれてから8年連続で選出されるなど、ルックスを活かして女子ゴルフの人気向上に貢献している。ちなみに、KLPGA広報モデルは、前年のKLPGAツアー年間獲得賞金ランキング60位以内の選手からしか選出されないため、スキルとルックスを兼ね備えている証と言える。
2020-21シーズンはトップ10入り6回でメルセデス・ランキング39位。「最初はうまく馴染めなかった」という日本での生活も6年目を迎える。イ・ボミやキム・ハヌル(ともに韓国)の2学年先輩で、ツアーではベテランの域に入るが、米ツアーのレジェンド、ジュリ・インクスター(米国)に憧れる。「結婚もして子供もいて、長くツアーに出ているので目標としています」。
<ゴルフ情報ALBA.Net>